映画に逃げた

観た映画についてただただ書きますがホラー比重重め

監督ルチオ・フルチ????『サンゲリア2』ストーリーと感想※ネタバレあり

サンゲリア2

コメディ度:4/10

グロ度:4/10

感動:1/10

リアリティ:3/10

人に勧めやすいか:7/10

満足度:7/10

www.youtube.com

1988年/イタリア/上映時間94分

原題:ZOMBIE 3

監督:ルチオ・フルチヴィンセント・ドーン

脚本:クラウディオ・フラガッソ

撮影:リカルド・グラセッテイ

音楽:ステファーノ・マイネッテイ

SFXメイク:フランコ・ディ・ジローラモ

出演:ディラン・セラフィアン、ベートライス・リング、リチャード・レイモンド、アレックス・マックブライド、ウリ・レインターレ

目次

 

あらすじ

東南アジアで終末を楽しむ男女に有毒ウィルスで汚染された動物たちが襲いかかった!噛みつかれた彼等は苦しみながら死亡。しかし、恐怖はここから始まる。ウィルスの影響でゾンビとして蘇生した彼等が人肉を求め徘徊しだしたのだ。続々と数を増やすゾンビに占領される街。生き残った人々は脱出を計画、ヘリポートに向かう。だが、そこにも血に飢えたゾンビが待ち構えていた。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

青白く横たわる遺体にホルダー博士が"デス1"と呼ばれる注射を射つ。遺体は動き出すも頭部が膨張して血だらけに。思っていた結果と違ったようで実験は中止。医者は軍にデス1を引き取りに来させた。

ヘリコプターでやってきた使いに渡そうとしたところ、銃を持ったテロリストに奪われる。トランクを持って走る男を軍のヘリが追う。

狙撃によりトランクが破損、デス1が流出。男の負傷した手にデス1がかかる。ひどく体調が悪そうな男はホテルに逃げ込んだ。
ホテルのボーイが水を運んでくる。デス1に触れた男は感染が広がっており、危険を感じた男はかかった手を切断。

しかし時はすでに遅く、ゾンビとなった男は従業員を襲う。そこに軍の細菌対策部隊が駆けつけた。モートン大将は感染、非感染を問わず付近にいた人間の抹殺と焼却を決めた。それに対し、ホルダー博士は焼却した灰から感染が広がるのではと懸念。

 

カップルのパトリシアとグレンがドライブ中、前方に鳥が何頭もひっくり返っていた。助けようと車を降りると鳥が暴れ出し、グレンの顔をついばんだ。


軍人のケニー、ロジャー、ボーがドライブしていると、前を走るミニバスから若い女性が誘惑。気をよくしているとミニバスに鳥が突っ込み、阿鼻叫喚。軍人が助けに入る。バスには2人の男性と5人の女性が乗っていて、1人がついばまれて負傷。


カップルがガソリンスタンドに到着。グレンの傷はひどく、膨らんだうえに血が流れていた。パトリシアが水を貰いに行くも建物はボロボロ。中にはナタを振り回すゾンビが。必死に逃げ、持っていたライターでスタンドを吹っ飛ばした。


研究所では恐れていたことに、灰によって放射能の雲が出来た。さらに鳥が凶暴化していることも観測。ホルダー博士はモートン大将に状況を説明。抗生剤を開発中だが、軍はまた区域の人間を全員殺すつもり。


バスの一行と三人の軍人は荒れたホテルにたどり着き、ついばまれた女性を治療。そこで箱に詰められた大量の銃を発見。

 

ボーと1人の女性が車で連絡のとれる場所を探すことに。しかし町中でエンジンがオーバーヒートして車が停止。

ボーが車を直している間、女性は1人で人を探していた。そこにゾンビがやってきて背中を押すと女性は池に落ちた。悲鳴を聞いてボーが駆けつける。

救出したと思ったとき、水中で感染した女性が襲いかかった。ボーが逃げると大量のゾンビが押し寄せてくる。彼はその全てを撒いた。


先ほどのカップルの車がボーの前を通る。行き先はサンタモニカ病院で同乗させて貰う。
ラジオで原因不明の感染症が流行ってると告げられる。

グレンが発症。ボーはこの先のホテルに仲間がいると告げ、パトリシアを逃がす。そしてゾンビとタイマン。グレンを倒したとき、大量のゾンビが突如として現れてボーは喰われた。パトリシアはなんとか逃げた。


ホテルでは軍人2人が見張りに立つ。ホテルの中ではナンシーに友人のゾンビが襲いかかる。

パトリシアがホテルに到着。ホテルの一行に状況を伝えた。

ひとまずバリケードを作るが、ゾンビたちは悠々と突破。ぞくぞくと押し寄せた。

火炎放射機と銃で応戦することで1人失うもホテルを脱出。

残るメンバーはナンシー、パトリシア、ウィリアムズ、軍人のケニーとロジャー。

森を歩いてカヌーを発見、上流を目指す。ラジオではワクチンが出来た、疑いがあるなら軍に連絡をとの放送が流れる。

上流にたどり着いた彼らに除染部隊が銃を突きつける。ウィリアムズは射殺された。

 

モートン大将に科学者たちが詰め寄る。ウイルスが流行したのは焼却のせいで、加熱することで構造式が変容した。大気中のウイルスは雨などで落ちてくる、その度に虐殺など起こすべきではなく、抗生剤を完成させて配布するべきと。しかし、モートン大将は極秘作戦であり公にするべきでないと却下、部屋を去ってしまう。


4人は除染部隊を倒し、軍の施設に入り込んだ。男女分かれて散策すると、女性陣は妊婦を発見。
そのころケニーとロジャーは除染部隊に囲まれ、乱闘に。
ナンシーが出産を手伝っていると後ろからゾンビが。頭を押さえられ、妊婦の股ぐらに押し込まれた。そして胎児のゾンビに襲われて死亡。
パトリシアの元にグレンのゾンビが喋りながら襲いかかる。なんとかその場にあったスコップで倒した。

ケニーとロジャーに合流し建物の外に出るが、大量のゾンビに追われる。施設には偶然ヘリコプターがあり、ロジャーがゾンビの相手をしている間にケニーとパトリシアが乗り込んだ。

浮上しているヘリコプターにロジャーが捕まるが足にゾンビがぶら下がって落ちてしまう。ヘリコプターは逃げた。

ロジャーがゾンビと格闘していると除染部隊がやって来る。無事ゾンビを倒したロジャーが助けを求めると部隊はロジャーを射殺。

 

ラジオDJのブルー・ハートが感染し、ゾンビに向けたラジオを放送。全国に広まっていると悟ったケニーとパトリシアはゾンビ共と戦い続けることを決意した。

感想

まず、サンゲリアと本作に物語を通しての繋がりはない。さらに原題ZOMBIE 3と同盟の邦題を持つゾンビ3(原題Burial Ground)があるが、もちろん別物。

この作品は前作のサンゲリアと同じくルチオ・フルチ監督が全編撮るはずだったが、体調不良によって監督降板。ヴィンセント・ドーンが脚本を引き継ぐという逸話つきの一本。ヴィンセント・ドーン監督の作品は他に数本しか観ていないがあまり僕の好みではない。

本作のゾンビは頭だけでも動くし、喉を突き刺しても死なない。倒しようがないじゃないかと思うけど打撃とか胴への銃撃でも動かなくなる。良く言えば個体毎に耐久力が違うのかな、悪く言えば設定が定まっていない。

作中一番強かったゾンビはスタンドにいた奴じゃないかな。パトリシアと戦った奴。序盤に出てくるのにこいつだけ走るわ、ナタ振り回すわで個体値高すぎ。あと冷蔵庫の生首ゾンビが所見殺し。

てか普通のゾンビも強いんだよね。本能的に噛みつこうとするよりも格闘技で攻めてくる。途中なんかは白塗りの人と戦ってただけのような...。

予告編でも分るんだけど戦闘時にカンフー映画みたいなBGM流れて耳に残る。戦いも肉弾戦が多いし。全編通してオリジナルな作品というよりは、いろんな映画に影響されて作られた感じがする。

サンゲリア2 デジタル・リマスター版 [DVD]

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  • 発売日: 2012/02/02
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サンゲリア2 [DVD]

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サメVSゾンビ『サンゲリア』ストーリーと感想※ネタバレあり

サンゲリア

コメディ度:2/10

グロ度:5/10

感動:2/10

リアリティ:4/10

人に勧めやすいか:7/10

満足度:10/10

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1979年製作/アメリカ・イタリア合作/上映時間91分
原題:ZOMBI 2
配給:東宝東和

監督:ルチオ・フルチ

脚本:エリザ・ブリガンティ

製作:ウーゴ・トゥッチ、ファブリツィオ・デ・アンジェリス

撮影:セルジオ・サルバーティ

音楽:ファビオ・フリッツィ、ジョルジョ・トゥッチ

出演:イアン・マッカロック、ティサ・ファロー、リチャード・ジョンソン、オルガ・カルラトス

あらすじ

新聞記者のピーターはとある事件を追ってアンという女性と出会う。アンの父親がマツール島に向かったまま行方不明になっているので2人で捜索に向かうことになる。一方マツール島では原因不明の奇病が蔓延していた。この病気にかかって死ぬと、ゾンビとなって蘇り、生きた人間を襲うようになる。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

NY都市部に一隻のヨットが流れ着いた。情報の無い船であり、湾岸警備隊はすぐに巡視船を向かわせた。

呼び掛けるも反応がないため、警備隊が乗り込むことに。

船内を捜索すると肌の腐った大柄な男性が現れる。一人は噛まれて死亡。もう一人の警備隊員は拳銃で応戦。男は海に落ちた。

 

船の持ち主である父の娘アンが取り調べを受ける。しかし、父親がアンティレスに向かって出発した以外なにも知らない。

 

噛まれた警備隊員の検視がおこなわれる。遺体が動き出した。

 

その晩、アンは警察の目を盗んで船内に潜入。同じく潜入していた記者のピーターと出会う。目的の一致した2人は協力することに。

父親はアンに向けて手紙を残していた。父は奇病にかかり、この島マツールから生きて帰れないであろうという遺書だった。2人はマツールを目指す。

 

異国の地に降り立った2人だったが、離島であるマツールには船で行くしかない。ちょうど付近まで行くというブライアンとスーザンの船に乗せて貰えることに。しかしマツールは現地人によると呪われた島。ブライアンらは上陸しないことで合意した。

 

島では医者のメナードが外部との無線を試みていた。繋がらないというと、家内が非難を浴びせる。彼女はゾンビに怯えきっていた。メナードは島の住民の治療とともにゾンビについて研究している。

現地人のミギュエルに家を任せ、メナードは車で島の反対側の診療所まで向かった。

 

マツールに向かう船では島の捜索が難航。小さい島なので地図には載っていない。スーザンが海底の写真を撮りたいと船を止めた。

トップレスに酸素ボンベを背負い海に潜ると、そこにサメが襲いかかった。さらに逃げた先にはゾンビが。2つをなんとか撒くとサメとゾンビが戦い始める。結局腕を噛みちぎったサメの勝ち(?)

助かったスーザンが起きたことを説明するも誰も信用しない。

 

メナード夫人がシャワーを浴びる。それを覗き込むゾンビ。女性は気配に気づいて鍵のかかる部屋に逃げ込む。しかしドアは脆く、尖った破片に目を潰された。

 

その頃四人は島に到着。先ほどのサメの衝突により船が少し壊れている。彼らはとりあえず信号弾を撃って助けを待つことに。

メナードが信号弾に気付いて車で迎えに行く。彼はアンの父親と親しかった。手紙の中身は正しく、父親は死の間際、メナードにアンへの手紙を託した。

NYに流れ着いたヨットは手紙を渡すための物であり、メナードがクルーを乗せて手紙を届けさせていた。その後、一行はゾンビについての説明を受けるが信じない。

 

診療所にメナードの友人フリットが腕を噛まれて運び込まれた。安全であるはずの村にゾンビが出たという。

4人は家内の様子を見てきてくれと13km離れた家に向かわされた。家には女性の遺体とそれを貪り食う大量のゾンビが。4人はすぐに逃げ出す。ひとまず診療所を目指すことに。

道中ゾンビを轢いた車は事故を起こして故障。この事故でピーターは足首を負傷した。歩きでの移動を開始するもピーターはなかなか進めない。そこでピーターとアンを休ませて、スーザンとブライアンが先に進むことに。

しかし、ピーターとアンが休んでいた場所は古い墓地で、地中から伸びてきた手が2人に襲いかかる。叫び声を聞いたブライアンが助けに行くも、1人残されたスーザンがゾンビに首を噛まれ死亡。

夜になりようやく3人は診療所に到着。籠城するが外には大量のゾンビが。今までメナードは科学的な観点から調査を続けていたが何にも当てはまらず、ブードゥの呪いとしか言いようがなかった。彼らは火炎瓶を作るなど迎え撃つ準備を開始。

 

いつの間にか侵入してきたゾンビにメナードが噛まれてしまう。さらに次々と入り込むゾンビ。ついに正面の扉が破られた。3人は火炎瓶と銃で応戦。

なんとか脱出するも外にはスーザンのゾンビが。ブライアンには殺せず、躊躇ううちに噛まれてしまった。ピーターがスーザンを撃ち殺す。

 

ブライアンは噛まれているものの、3人でボートに乗って島を脱出。

その後ブライアンは死んだがゾンビとなって蘇る。遺体は証拠のためにアメリカに運ぶことに。

ボートでラジオを点けるとアメリカがゾンビパンデミックに陥っていることが発覚。ブルックリンブリッジに大量のゾンビが歩いてる映像が映されてEND

感想

この映画の原題はZOMBIE 2。ジョージ・A・ロメロ監督のZONBIEがヒットしたことを受けて勝手に2を名乗ったのは有名な話。しかしさすがはルチオ・フルチ監督、人間同士の争いなど描かず、純粋にグロテスクなシーンを詰め込んだ。社会的なテーマも一切無し。エンタメとしてのゾンビを堪能させてくれる。

話はとても単純でゾンビが襲いかかってきては倒すの繰り返し。ただサメとゾンビが水中で戦うシーンはぶっ飛んでる。監督がどうしても撮りたかったんだろうね、急にスーザンが船止めて撮影し始めたと思ったらサメとゾンビが戦うんだもん。話の流れ的には絶対いらないんだけど、映像としては凄いのよ。割と長めの尺でがっつり戦うし、よく撮れたなって。真面目な人が見たらあきれるだろうね。他はよくあるゾンビ映画と変わりないかな。

この作品は監督のこだわりもあって特殊メイクの出来が凄く良い。ゾンビに目をつぶされる女性のシーンとかもそうだけど、ゾンビ一体一体のクオリティーが高いのよ。他のゾンビ映画って何体かのストーリーに深く関わるゾンビだけ作り込むけど、本作は全部のゾンビが主役級。

ゾンビ映画好きなら必見だと思うな。

 

 

ひとりで見たよ『サスペリア』ストーリーと感想※ネタバレあり

サスペリア

コメディ度:1/10

グロ度:2/10

感動:1/10

リアリティ:1/10

人に勧めやすいか:10/10

満足度:7/10

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1977年製作/イタリア/上映時間99分
原題:Suspiria
配給:是空ハピネット

監督:ダリオ・アルジェント

脚本:ダリオ・アルジェント、ダリア・ニコロディ

製作:クラウディオ・アルジェント

製作総指揮:サルバトーレ・アルジェント

撮影:ルチアーノ・トボリ

音楽:ゴブリン

出演:ジェシカ・ハーパー、ステファニア・カッシーニジョーン・ベネット、アリダ・バリ、フラビオ・ブッチ、ウド・キア、ミゲル・ボゼ

目次

 

あらすじ

アメリカからドイツのバレエ学校に留学してきたスージー。到着早々、彼女の周囲で奇妙な事件が次々と発生する。天井から落ちてくるウジ虫。盲導犬にかみ殺される盲目のピアニスト。学校に隠された秘密とは一体何なのか。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

主人公スージー・バニヨンはバレリーナになるため、バレエ名門校フライブルク・バレエ学院に入学。NYからドイツに渡った。

夜の豪雨の中、タクシーで空港から学院に行ったスージーはチャイムを鳴らす。インターホン越しに新入生など知らないと追い返された。入れ違いで学院を出てきた女性パットが独り言で、秘密よ、アイリスが3つ、青を回してとつぶやく。すると雨の中、森にを走り去った。スージーは学院に入れて貰えなかったので渋々待たせていたタクシーに乗り込んだ。

ところ変わってパットは一人暮らしをしている友人の部屋に隠れた。しかし追ってきていた何者かに襲われ、ナイフで刺された。天窓を突き破り、パットの遺体は電気コードで首吊り状態に。駆けつけた友人は落ちてきた窓の破片が刺さり絶命。

スージーは翌朝出直した。タナー先生になぜ昨日来なかったのか問われ、状況を説明。その後タナー先生に学院内を紹介された。副校長ブランク夫人は貴婦人で、校長は旅行により不在。

昨夜の事件について警察が聞き込みを行っていた。スージー23時に目撃したと証言。独り言については不確かな面もあり、触れなかった。

学院で働くのはピアニストのダニエル。彼は盲目で、盲導犬を連れている。寮の手伝いのパブロは歯茎の病気で総入れ歯。他にブランクの溺愛する甥のアルバートがいた。

 

レッスン初日、スージーはめまいを起こして鼻と口から血を出して倒れた。1週間は流動食と赤ワインを飲めと医者に勧められる。寮で暮らし始めたスージーは、サラと親しくなる。

サラは生前のパットと親しく、パットは何者かに殺されたと言う。

ある夜、寮に大量の蛆虫が発生。原因は屋根裏に置かれた食品の腐敗。天井からぼたぼたとウジが降る。寮生は無事だったレッスン室で寝ることに。

寝ているとスージーとサラは変な音を聞いた。サラは校長のいびきだと言うが、校長は旅行中でいないはず。2人は不審に思った。

 

翌日のレッスン中、タナー先生がすごい勢いでレッスン場にやってきた。ダニエルの盲導犬アルバートに噛みついたという。ダニエルは信じないし謝りもしなかった。即刻クビを言い渡される

その夜、スージーとサラは、教員たちが学校を去る靴音に耳を傾けた。毎日21:30に帰宅するとサラは言うが、スージーはある事に気づく。靴音は校外でなく、校内へと向かっている。サラが靴音を追って廊下に出るも何も見つからなかった。

その頃、ビアホールから帰るダニエル。そして突然、盲導犬が吠え始めた。何かがダニエルに向かって飛んできたと同時、盲導犬が彼の喉を噛み切った。近くにいた警察が駆けつけるも手遅れ。

意を決したスージーは、ブランク夫人にパットが、秘密、アイリス、という言葉を発していたことを告げる。ブランク夫人は警察に伝えるとだけ答えた。

 

またその夜、スージーの寝室にサラが血相を変えてやってくる。実はパットは学園の謎について調査しており、そのことについてまとめたメモをあの晩、サラに託していた。そのメモが一枚を残してどこにもないという。

サラはスージーに助けを求めたが、強烈な睡魔に襲われたスージーは眠ってしまう。危機感を感じたサラはメモをスージーに託して学院から逃げ出そうとする。

何者かに追われ、サラは屋根裏へ逃げ込んだが、扉はすぐに突破されそうだった。サラは高い窓から隣の部屋に逃げることに。しかしそこには針金が散らばっており、サラは身動きが取れなくなってしまう。そして何者かはサラ喉を掻き切った。

 

翌朝、サラが荷物をまとめて退学していったことを聞いたスージーは不審に思う。スージーは、サラの友人の精神科医フランクを訪ね、最近の出来事について相談した。フランクは学院の歴史と魔女についての話をした。学院は元々魔女が設立し、バレエとオカルトについて教えていた。しかし学院は世間からの風当たりを受け一度閉鎖。卒業生達が集まって現在のバレエだけを教える学院となった。

その夜、寮に戻るが生徒たちは出かけていた。スージーは、なにか入っているのではと食事を捨てる。学院の秘密を暴くことに決める。サラのメモに書かれた靴音の数だけ廊下を歩くと、校長室に辿り着く。スージーはパットの、アイリスが3つ、青いのを回す、という言葉を思い出す。壁にはたしかに青いアイリスの飾りがあり、それを回すと隠し扉が開いた。奥の部屋では教師たちが、スージーは知りすぎた、危険だ、呪い殺そうと儀式が行われていた。

教師たちに見つかったスージーは、必死で別の部屋に逃げ込む。しかし、そこには校長のエレナ・マルコスがカーテン越しのベッドで眠っていた。スージーはカーテンを開けたが、そこには誰もいない。その時、血まみれのサラの死体が動きだし、スージーに向かって襲いかかる。しかし雷の光がベッドの上に座るエレナ・マルコスの透明な身体の輪郭を浮かび上がらせた。スージーはガラス製の孔雀の羽根を手に取り、マルコスの喉を突き刺した。じわじわと姿を現しながら魔女マルコスは死亡。

魔女マルコスの死と同時、学院が炎に包まれ崩れ始めた。教師たちは苦しそうに悶える。スージーは館の外に逃げ出した。雨に打たれながら、スージーは笑みを浮かべた。

感想

魔女って日本人にとって馴染みが無いですよね。僕もあんまピンと来ないです。この作品はホラー映画として有名ですが魔女ってホラーなんですかね。演出はホラー寄りですけど。

観ててはっきりしないところが結構あって、例えばパットを殺した毛むくじゃらな男が誰なのかとか(あまりに腕の毛が濃くて印象に残った)。やけに生徒がお金にうるさかったり、部屋に入り込んだコウモリを殺すシーンとか。あんまり意味は無いのかも知れないけど。

作品を通してビジュアルと音楽のこだわりはとても感じた。学院内がすごいカラフルでずっといたら気が狂いそう。音楽も特徴的で耳に残る。

 

サスペリア (字幕版)

サスペリア (字幕版)

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『ペット・セメタリー2』ストーリーと感想※ネタバレあり

ペット・セメタリー2

コメディ度:3/10

グロ度:4/10

感動:2/10

リアリティ:3/10

人に勧めやすいか:8/10

満足度:5/10

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1992年製作/アメリカ/上映時間100

原題:Pet Sematary 2

配給:パラマウント映画=UIP

監督:メアリー・ランバート

脚本:リチャード・アウッテン

製作:ラルフ・S・シングルトン

撮影:ラッセル・カーペンター

美術:ミシェル・ミンチ

音楽:マーク・ガバナー

編集:トム・フィナン

出演:エドワード・ファーロングアンソニー・エドワーズクランシー・ブラウン、ジャレッド・ラシュトン、ダーラン・フリューゲル、ジェイソン・マクガイヤ、サラ・トリガー、リサ・ワルツ

目次

 

あらすじ

妻の死後、獣医のチェイス・マシューズ(アンソニーエドワーズ)は、 人生をやり直すために13歳の息子ジェフ(エドワード・ファーロング) を連れルドローに移住する。周囲の子供達と対立したジェフは、やはり仲間はずれにされているドリュー・ギルバートと仲良くなる。ドリューは冷酷な継父ガス(クランシー・フラウン)と暮らしていたが、ガスはドリューがかわいがっていた犬を無惨にも撃ち殺してしまう、ジェフとドリューは、犬の死を先住民たちの墓地に進ぶが、そこは死んだ者が生き返るという噂の墓地。悪魔が目覚めたとき、少年たちは犬をそっと眠らせておく方がいいこともあるとづくのだった。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

有名女優ルネの息子ジェフは母親が大好き。その日もホラー映画の撮影現場に遊びに来ていた。現場は水浸しで撮影機器の配線はかなり危険。ジェフの父マシューズとルネは別居中。ジェフは仲を取り持とうとしていた。しかし撮影中、配線がショートして鉄柵を掴んでいたルネは感電死。ジェフの目の前で醜く死んだ。

 

故郷であるメイン州の田舎町で葬儀が開かれた。報道陣が押し寄せ、ジェフに無遠慮にカメラを向けるが、町の保安官ガスが制止。

ジェフの父で獣医のチェイスは、この町に引っ越すことを決意した。潰れた動物病院をそのまま譲り受け開業。ジェフも町の学校に転校。

 

引っ越しの日に、ハウスキーパーのマジョリーがやってきた。彼女はルネのファンでこの仕事に就いて喜んでいた。また、チェイスが買った動物病院は廃屋同然。住みついていた数匹の野良猫ののうち1匹をジェフが引き取り、タイガーと名付ける。

荷物を整理していると保安官のガス親子が愛犬のゾーイを連れてやってきた。ゾーイはウサギに顔を引っ掛かれており、チェイスは化膿止めを処方。ガスはゾーイを嫌っていた。チェイスには、ルネとは高校時代、仲が良かったんだぜと自慢。

 

転校初日、ジェフはタイガーを隠して連れて行くが、不良のクライドたちに因縁を付けられる。子猫を奪われ自転車で追いかける事に。

彼らは以前の事件で廃屋となっているクリード家の裏手でジェフを待ち伏せ。子猫は自転車に巻き込まれて死んだから、あのペット墓地に埋めた、死者が生き返ったクリード殺人事件を知ってるか、母親もあの墓地に埋めて生き返らせろよ。とからかわれ、殴り合いに。しかしジェフは喧嘩に負ける。ドリューはジェフをを庇おうとするが、彼らに連れられて行ってしまう。

 

彼らが去った後、ペット墓地に子猫を探しに行くと金網に閉じ込められていた。そこにドリューが戻ってきてジェフを励ました。ドリューの父ガスは実は継父で死ねばいいとこぼした。

ドリューの家では、ガスがたくさんのウサギを飼っている。ゾーイ対策に金網を張ってカウベルを下げ、電気を流していた。ガスはドリューの母親アマンダと、ドリューの前でいちゃつく。ある夜、ゾーイがウサギの檻に襲いかかってアマンダとの性交をジャマされたガスはキレる。ドリューが止めるもゾーイを射殺。

 

翌朝、ジェフが遊びの迎えに行くと、ドリューは血だらけのジャケット姿で、ゾーイが死んだから埋めに行こうと言われる。

彼が埋葬するのはペット墓地の奥、死者が蘇ると伝えられている場所。

ジェフは怒るが、ドリューはそれでも試してみたいと埋め始めた。ドリューとジェフはこの件を2人の秘密にした。

彼らは遅くなって帰途につくが、ドリューはパトカーで迎えに来たガスに「ママが心配してる。人生にはいろいろ学ぶべきことがある」と諭され、しぶしぶ乗って帰った。

 

深夜、ドリューの家の庭では不気味な唸り声がしてウサギの檻が襲われた。様子を見に行ったアマンダは、死んだはずのゾーイをみて悲鳴を上げる。ガスはドリューを叩き起して、葬ったと嘘をついた事に怒った。

その後アマンダが動物病院に連絡。診療車に乗ったチェイスとジェフが駆けつける。ドリューは誰かに撃たれたみたいだから、傷が治るまで預かって欲しいと頼んだ。

 

その後3日経ってもゾーイの傷は治りはじめない。さらに心音も聞こえ無かった。チェイスはそれを弱ってると解釈して採血し、大病院にサンプルを送った。

 

ハロウィーンの夜。ドリューはガスに内緒で、ジェフと一緒にペット墓地での怪談会に参加。怪談の語り手はクライドで、クリード家の事件を話していた。

そこに激怒したガスが現れ、怪談会は中止。逃げ遅れたドリューはガスに捕まり、殴りかかる。ジェフは傍観していた。そこに檻を脱走したゾーイが出現。ガスに飛び掛かって首を噛み切って殺してしまう。

2人は死んだガスを見て青くなった。そして墓地に埋めて、生き返らせる事を決意。深夜までかかって遺体を埋め、疲れ切って自宅に戻った。

その夜、ガスは生き返って帰宅。なぜかドリューに優しくなって帰ってきた。翌朝、ドリューはジェフに以前よりもまともになったと話すが、複雑そうな面持ち。

 

一方動物病院にはゾーイの血が死んだ動物の血だという結果が届く。

チェイスは血液を検査した獣医のラドマンに生きたイヌの血だと言うが、リンパ球は0、細胞が死んでるのに生きているはずはないと返されてしまう。以前ヨランダという獣医も死んだ動物の血を送ってきたと言い張った。ゾーイを確認しに行くと子猫を食い殺いて脱走していた。

 ヨランダは、チェイスの動物病院の前の持ち主。クリード家のチャーチが生き返った時に診察した元獣医だった。チェイスが事情を話すと、その犬は死んでる、チャーチとあの晩の彼女もだ、さっさとあの町から出て行けと忠告。チェイスにはわけが分らなかった。

 

ある晩、ジェフはドリューの家に泊まる。ガスは大事そうに飼っていたウサギを捌き、夕食ではボイルしたウサギを手づかみで食べた。食事中も物をこぼしたり異常性が目立つ。アマンダはその様子に苛立っていたが、ドリューはうれしそうに見ていた。

チェイスは厳重に戸締りをし、銃を準備して就寝。亡きルネとのセックスを夢に見た。しかしその頭がゾーイに変わって襲われる悪夢で飛び起きる。目を覚ますと知らぬ間に忍び込んだゾーイに襲われる。銃を構えるとゾーイは窓ガラスを割って逃亡。

 

翌朝、ジェフとドリューは自転車で川辺に行き、分かれる。そこにバイクでやってきたクライドがジェフに絡んで崖から突き落とした。クライドが暴行を加えようとするとガスが現れて救出。クライドをバイクで惨殺。心配して追ってきたドリューは、ガスの犯行を目撃。気付いたガスはドリューを襲い始める。

なんとか家まで逃げるもガスとゾーイに追いつめられた。ドリューは2階の窓を壊して脱出、車で帰宅したアマンダと共に逃げ出した。

ドリューはアマンダに事情を説明。後ろからパトカーに乗ったガスが追いかける。ガスの幅寄せで、2人の乗る車はジャガイモを運んでいたトラックに正面衝突。2人は死亡。その後、ガスはクライド遺体を死体袋に詰めて墓地に埋めた。

 

ドリューとアマンダの死亡事故はニュースとなった。その日以来ジェフは屋根裏にこもりきり。チェイスが屋根裏に様子を見に行くと、ルネのメイク道具や衣装が並べてあった。ジェフは喪服を着て鎮座する。ママを迎えると言うジェフにチェイスがママは死んだと怒鳴るが、ジェフは蘇ると怒鳴り返す。

 そこに墓地の管理人から電話がかかる。チェイスは動揺しながら出掛けた。墓地の管理人いわくガスが家族の葬儀の後、突然ルネの墓の発掘許可証を持ってきて彼女の遺体をトラックで持ち去ったそう。

 

深夜、ジェフはマジョリーがうたた寝している隙に家を抜け出し、ペット墓地に向かう。そこに待つガスが、ジェフにルネの遺体とスコップを渡した。ジェフは微笑んで受け取る。

 

一方ドリューの家に行ったチェイスは、いきなり襲いかかってきたゾーイに肩を噛み千切られる。なんとか銃で撃ち殺した。

家ではガスが待ち構えていた。彼はチェイスから銃を奪い、ドリルでチェイスに襲いかかる。チェイスは奪われた銃を取り戻し、ガスの頭に撃ち込んで倒す。

 

その頃ジェフの家の屋根裏では、マジョリーがルネの衣装を着こんでメイクをしていた。そこにルネが現れ、私をまねる気?と割れた鏡でマジョリーに切りかかる。

下でその声を聞いたジェフはほほえみ、屋根裏に向かった。そこでルネと再会、また一緒に暮らそうねと言われ、喜んだ。

そこにチェイスが帰宅、屋根裏のベットに倒れていたマジョリーに気づく。彼女は顔をナイフで抉られて死亡していた。

奥のソファに生前のままのルネがいて、ジェフを抱きしめ、今度は上手くいくわと囁きかける。チェイスはジェフにルネから離れるよう指示。ルネが怪しく微笑んでジェフに、愛してるわと微笑んだ。

ジェフが下に降りようとドアを開けるが、廊下には頭の潰れたクライドが。斧で襲い掛かってきた。止めに入ったチェイスは、クライドの斧に当たって昏倒。ルネは笑いながらドアに鍵を掛け、ノブを引っこ抜いた。ルネは化粧道具をぶちまけて香水に火を点ける。

炎の中、ジェフとクライドが戦う。蔵井戸が斧を振り回すうち配電盤に当たって感電。クライドはそれでもジェフに馬乗りになり殺そうとするが、配電コードの先端を口に突っ込まれ頭部が吹き飛んで死亡。

 正気に戻ったジェフはチェイスを助けようとするが、ベッドの上のルネが呼ぶ。その顔は腐乱した肉と血膿が流れ出していた。

ジェフはクライドの斧でドアを破壊。チェイスを引きずって脱出した。

ルネはジェフを呼びながら燃え尽きた。

 その後、ジェフはチェイスと共に子猫のタイガーを連れて町を出た。

感想

前作はこんな感じ↓↓

sottou-hurann.hatenablog.com

ペット・セメタリーの続編。前作と異なり脚本がスティーブン・キングじゃない。ペット・セメタリーの設定を使った別物と感じた。一応話は繋がってるけどね。本作だけ観てもついてけそうなレベル。

前作は愛する人が死んでしまい苦悩の末蘇らせるが、本作は死んだことを隠すために人を埋めた。さらに登場人物が増えたため感情移入がしづらい。ジェフが母親を蘇らせるシーンが操られているようでかつ、現実かも分らない演出だったので引っかかった。比較するのはあまり良くないけど前作の方が好みかな。エドワード・ファーロングの美少年ぶりは堪能できたよ。

グロテスクなシーンは増えた。特に動物がよく死ぬから苦手な人は辛いかもね。

 

前作『ペット・セメタリー』の記事はこちら↓↓

 

ペット・セメタリー2 (字幕版)

ペット・セメタリー2 (字幕版)

  • 発売日: 2014/07/01
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

愛する人を生き返らせるとしたら...『ペット・セメタリー』ストーリーと感想※ネタバレあり

ペット・セメタリー

コメディ度:3/10

グロ度:2/10

感動:8/10

リアリティ:3/10

人に勧めやすいか:10/10

満足度:8/10

www.youtube.com

1989年製作/アメリカ/上映時間103分
原題:Pet Sematary
配給:パラマウント映画=UIP

監督:メアリー・ランバート

脚本・原作:スティーブン・キング

製作:リチャード・P・ルビンスタイン

撮影:ピーター・スタイン

音楽:エリオット・ゴールデンサール

出演:デイル・ミッドキフ、フレッド・グウィン、デニース・クロスビー、ブレーズ・バーダール、ミコ・ヒューズ、ブラッド・グリーンクイスト

目次

 

あらすじ

ほとんどの家族にとって引っ越しは新しい生活の始まりだ。だがクリーズ家にとってそれは、終わりの始まりだった。彼らの新しい住まいの隣が、子供たちの壊れた夢が眠っているペット・セメタリーと呼ばれる場所だったからだ。しかもその小さな場所は、死んだ者が蘇るという秘密が隠されている先住民の墓地だった。 ホラーの帝王、スティーブンキングは観客とクリーズ 家を地獄へと誘う(観客は戻れるが、クリーズ家は片道切符)。地獄への旅の案内役は、 心優しい老人ジャド・ クランダール(フレッド・グウィン)。よき隣人である彼 は生きるための知恵を知っていたが、 十分すぎるほどの恐怖の体験をし、 "たまには死ぬのもいいものだ” という境地に至るのだった。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

田舎の家に越してきたクリーズ家は医師で夫のルイス、妻レイチェル、幼い娘エリー、歩きもおぼつかない年齢の息子ゲイジ、猫のチャーチで構成された幸せ家族。

家の前には一本の車道が通っており、昼夜問わずオリンコ社のトラックが猛スピードで走っている。車から荷物を家に運んでいると、ゲイジが車道に歩き出してしまう。轢かれる寸前、向かいに住む老人のジャドに助けられた。ジャドは一家を歓迎した。エリーが家から伸びる脇道の行方を聞くと後日ジャドが連れて行ってくれることに。

後日向かうとそこはペット・セメタリー(ペットの墓)とあり、円形に墓が並べられていた。この墓は主にトラックに轢かれた動物が供養されているという。エリーはその夜、チャーチが死んだらあの墓に埋めるのかとルイスに尋ねた。ルイスはチャーチが死ぬことはないとごまかした。

新しい病院への初勤務の日、パスコウと言う青年がトラックに轢かれて運ばれてくる。脳みそがまるみえの状態だったが、ルイスは諦めずに出来る限りのことを尽くした。するとパスコウが突然目を覚まし、何かに憑かれたように「男の心は岩のように固いものだ、ルイス」、「またあんたの前に現れる」と言い放った。ルイスはただ驚くのみ。

その夜、寝室にパスコウが現れて助けようとしてくれたお礼だと、ルイスをペット墓地に導いた。そして奥の藪を指差して「あの境界を越えるな」「境界の向こうの土地は腐ってる」と忠告。目を覚ましたルイスは夢だと思ったが、足には泥が付いていた。

感謝祭でレイチェルと子供たちはシカゴの実家に帰省。彼女の実家に嫌われているルイスは家に残った。その夜、ジャドからチャーチが家の前で死んでいると知らされる。死体は首が折れ、霜に張り付いていた。

エリーになんて言おうか考えているルイスに、ジャドはある方法を教える。ペット墓地の藪の奥、パスコウが行くなと言っていた先に埋めろという。

スコップとツルハシ、チャーチの死体を持って深い森や険しい岩場を越え、ようやく目的地に着いた。そこは巨大な模様が石積みで描かれた一枚岩の上だった。ここはミクマク族の埋葬地だと言い、その中心にチャーチを埋めろという。

土が硬く作業は夜までかかった。ジャドは、家族には絶対内緒だと言い「男の心は岩のように固い、あのミクマク族の埋葬地のように」と言って帰る。妻の実家に電話をすると、エリーにチャーチの事を聞かれて黙り込んでしまった。

 

翌日、ルイスの前に甦ったチャーチが現れた。傷は治っていて餌も食べる。しかし以前よりも遙かに凶暴になっていた。

ジャドに話を聞きに行くと、あの埋葬地は小さいときに愛犬が死んだ際、ミクマク族の古物商に教わったという。愛犬は2度目に死んだ時ペット墓地に埋葬した。教えたのはエリーに同情したからだという。ルイスが人間を埋めた事はあるのかと聞くと、ひどく動揺した。

戻ったエリーは2人がチャーチをペット墓地に埋める夢を見たと言った。

 

ある日、一家はジャドと庭でランチをしながら凧上げをしていた。ゲイジが凧を揚げていると糸巻き棒を手放してしまった。逃げるように転がる糸巻き棒をゲイジは追いかけた。みんなで談笑しているとゲイジが車道に出てしまう。気付いたルイスが追いかけるも遅く、トラックに撥ねられてしまった。

その夜、ジャドはレイチェルを鎮静剤で寝かせる。ルイスは血の付いたシャツのまま呆然。エリーは大泣きしていた。

 

葬儀の晩、ジャドが来て埋葬地にゲイジを埋めようと言う考えは捨てろと忠告した。

彼は昔、村のビルという男が息子のティミーを埋めたときの話を始めた。蘇った息子は以前と異なっていて、凶暴になっていた。相談を受けた当時のジャドは数人がかりで家ごと焼いた。しかしビルは炎の中のティミーを助けようとして捕まり、焼け死んだと。

 

ルイスはレイチェル、エリーと彼女の両親を空港に見送りに行く。しかしエリーはパパとジャドとパスコウの悪い夢を見たという。

ルイスはそのままゲイジの墓に行くが、パスコウが現れて境界を越えるなと再び忠告。しかしルイスは泣きながら、ティミーのようになったらもう一度眠らせればいいと答える。

ルイスに言っても無駄と感じたパスコウはエリーとレイチェルに語りかける。姿は見えないが行動を多少変えられた。レイチェルはルイスに電話を掛けるが、墓を掘っている途中のルイスには繋がらない。ジャドにも電話を掛けたが知らないと言われ、ルイスの住む家に帰ることに。

 

ルイスは掘り出したゲイジの遺体を抱きしめる。レイチェルは機内で、自分が見殺しにした姉の悪夢を見る。彼女は、パスコウに守られながら順調に進むが、悪霊のせいでレンタカーがパンク。オリンコ社のトラックに拾われて家に向かった。

 

ゲイジを埋葬地に埋めたルイスは、ベッドに倒れ込んで眠った。そこにゲイジが侵入し、ルイスのカバンからメスを持ち出した。

ジャドは外でビールを飲んでいたが、玄関を見ると小さな足跡が自分の家の中に続いている。そして子供の笑い声が。ジャドは小さなナイフを構えてゲイジを呼ぶが、足の腱をメスで切り裂かれて倒れてしまう。そこに馬乗りになったゲイジはのどを噛みきった。

レイチェルはジャドの家の前でトラックを降りた。家に向かおうとするとジャドの家から子供の声がする。ジャドの家に入ると死んだ姉がいて、背骨を曲げて寝たきりにしてやると笑いながら迫る。しかしそれはゲイジの見せた幻覚だった。困惑するレイチェルに、ゲイジはいいものをあげるとメスを出し、レイチェルの悲鳴がが響いた。

 

翌朝ルイスは、家の中の足跡とメスが奪われた事に気づいた。そこにゲイジからの電話がかかる。

今ジャドの家。最初はジャドと遊んでママと遊んだ。今度はパパと一緒に遊びたいな。

ルイスは注射器に毒薬を入れてジャドの家に向かう。玄関にいたチャーチを毒薬で殺害。

家の中でジャドの遺体を発見し。廊下では屋根裏から首を吊られたレイチェルの遺体が落ちてきた。そしてゲイジがルイスに飛びかかり、メスで何度も切り付ける。もみ合いの末、ルイスがゲイジを跳ね飛ばした。

ルイスは泣きながら両手を広げておいでと言い、ゲイジを受け止めてその首に毒薬を注射した。ゲイジは再び眠りについた。

彼は家中にガソリンをまき、ゲイジやジャドの遺体と焼き払う。

しかし彼の腕にはレイチェルの遺体が抱かれていた。

 

パスコウが現れて止めるも、ゲイジは時間が経ちすぎた、レイチェルは死んだばかりだから上手くいくと言ってペット墓地に向かう。

深夜0時の鐘と共にレイチェルが帰ってきた。ルイスは嬉しそうに片目の抉れたレイチェルと抱き合い、キスする。見えないところでレイチェルはそばにあった包丁をゆっくりと手に取った。暗転した画面にルイスの絶叫が響きEND

感想

 1989年公開のスティーブン・キング脚本作品。ITのリメイクが大ヒットしたからか本作もリメイクされましたね。まだ観てないけど...。

すごい小さい頃に観た覚えがあるんですよ。その頃はルイスに対して懲りない奴だなとか思ってたけど、年を重ねると考えが変わる。そりゃワンチャンあれば試しますわ。自分の成長を感じる。

この映画好きなんだけどゲイジが轢かれるシーン本気で凹むんだよね。すごい良い子で可愛くて。そのせいであんま手が伸びないというか...。面白いんだけどね。

パスコウが助けてくれるシーンメチャクチャ好き。協力してくれる理由が弱い気がするけど生前も良い奴だったんだろうな。

 

続編はこんな感じ↓↓

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ペット・セメタリー (字幕版)

ペット・セメタリー (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

妻失踪の謎を追え!『運河の底』ストーリーと感想※ネタバレあり

運河の底

コメディ度:1/10

グロ度:2/10

感動:3/10

リアリティ:3/10

人に勧めやすいか:6/10

満足度:4/10

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2014年制作/アイルランド/上映時間92分

原題:The Canal

監督・脚本:イヴァン・カヴァナ

制作:アンネマリー・ノートン

音楽:セイリ・トルジュッセン

編集:ロビン・ヒル

出演:ルパート・エヴァンス、アントニア・キャンベル=ヒューズ、スティーヴ・オラム、ハンナ・ホークストラ、ケリー・バーン、カラム・ヒース、アントニー・マーフィー、セレナ・ブラバゾン

目次

 

あらすじ

映像記録局に勤めるデイヴィッドは憂うつな日々を過ごしていた。ある日、職場で古い16ミリフィルムの映像を確認することになる。そこには1900年代初期に起きた残忍な殺人事件の記録が収められていた。その映像を見た日から彼の精神は少しずつ蝕まれていってしまう。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

映像記録局に勤めているデイヴィッドは息子のビリー、妻のアリスと3人家族で住んでいた。作中でクレアが何の仕事をしているかは明かされませんが、妻の方が高収入な様子。住居は5年前に買った広くて古い中古物件。

 

現在デイヴィッドは仕事に向かいながら、運河の横を通ってビリーを学校に送っている。職場に着くと同僚のクレアに、警察から送られてきた1902年の古い記録フィルムを観るように頼まれた。内容は殺人現場の様子を映したもので、驚くことに自分の家で昔起きた事件だった。デイヴィッドは気分を害したがあまり気に掛けなかった。

ある日、夫婦でパーティに出かけた。そこでデイヴィッドはアリスが、他の男と親密に話しているのが気になった。妻は仕事の取引先と言うもどこか嘘くさい。その晩、デイヴィッドは記録フィルムで観た殺害現場の悪夢を見る。

後日、パーティで妻と話していた男の関係が気になっていたデイヴィッドは2人を尾行した。2人は運河沿いの家に入り、性交していた。デイヴィッドは行為を目撃し、目に入ったトンカチを持ってにじり寄るも、結局何も出来なかった。デイヴィッドはトンカチを運河に投げ捨て、吐き気を催す。デイヴィッドは運河沿いのトイレで嘔吐するが、その時、妻を主人に渡せという男の声を聞く。さらに、遠くで何者かに対して命乞いする妻の声を聴いた。デイヴィッドはトイレで一晩寝てしまったようで目覚めると朝。

その後も妻は帰らず、警察に捜索願を出した。担当のマクナマラ刑事から事情聴取を受けるが、警察はデイヴィッドを疑っている。アリスには愛人がいて、デイヴィッドと別れるつもりだったことを知らされた。愛人が金持ちだからか周囲の目が冷たい。何日か経って運河の底から妻の遺体が見つかった。外傷が無いことから事故死と判定。

アリスの葬儀の際、アリスの母親がビリーを預かるなどと言ってきた。さらに愛人の男がショックで寝込んでいるとも。デイヴィッドは怒りはするものの、理性的に拒否した。ディヴィッドは葬儀の後、クレアにその日夜に見た男や、何者かに襲われていた事を相談した。クレアは供述すべきと勧めたが、デイヴィッドは自分が疑われると拒否。

 

記録フィルムの事件と今回のことに類似性を感じたデイヴィッドは運河周辺の事件を調べ始めた。すると過去にデイヴィッドの住む家を中心に、様々な殺人事件が起きていたことが判明。さらに過去の記録フィルムが撮られた場所を撮影すると人影が映った。また、壁の向こうから声がしたりする。デイヴィッドの行動は不審にみられ、ビリーのベビーシッターやクレアに心配される。デイヴィッドはこの家に他の誰かがいると感じていた。デイヴィッドは息子を守るため、ビリーやベビーシッターをホテルに移した。しかしビリーと繋がったビデオ電話にまたも人影が映り込む。デイヴィッドは慌ててホテルから2人を引き戻した。このような異常行動に耐えかねたベビーシッターは退職。クレアに話しても信じてもらえない。

 

学校へ送りにビリーと運河を歩いていた時、アリスそっくりの女性を見かけた。デイヴィッドは急いで動画撮影。クレアに現像を依頼した。
家に帰ったデイヴィッドは家中に小麦粉を薄く撒いて、人が通ると跡が残るようにした。ビリーとベットに入り、寝るも人の気配に目が覚めた。廊下を確認すると何者かの足跡が。さらに夢の中で記録フィルムの殺人犯に私たちは同じだと言われる。
翌朝、マクナマラが現れて妻殺しの証拠が見つかったと警察に連行。証拠はトンカチでデイヴィッドの指紋が残っていた。さらにビリーについても施設に入れるよう勧められる。いったん釈放されたが、警察が監視を始めた。

その夜、クレアが現像したフィルムを持って来た。二人で見ていると確かにアリスの霊が映っており、クレアも認めた。しかし亡霊が具現化して、クレアを壁の向こうに連れ去ってしまう。

デイヴィッドはビリーを連れて逃げ出す。警察が追って来るも、デイヴィッドはビリーとともにマンホールに逃げ込んだ。その中で、自分が妻やクレアを殺している場面の映像を見た。デイヴィッドはアリスの浮気に激高して運河に突き落としていた。妻の霊が映っていないと言うクレアの首を絞めて殺害していた。自分が殺したと自覚すると次は妻の霊が追いかけててくる。警察と霊に追われたデイヴィッドはビリーを抱えて運河に飛び込んだ。ビリーはマクナマラによって助けられたが、デイヴィッドは妻の霊に引き込まれた。

 

数日後、ビリーは妻の母に引き取られた。家を売り出すを交渉をしている時、壁から父の呼ぶ声を聴く。

祖母の運転する車の後部座席に乗ったビリーは走行中に飛び降りて自殺。そのころ家を内見していた女性の前に走り回るビリーが現れた。

感想

アマプラで観ました。

邦画のホラーっぽいかな。誰も信じてくれずに1人で頑張る系の映画。ただ本作はどこからが心霊の影響でどこまでがデイヴィッドの精神疾患によるものか分からない。

視点がデイヴィッドだけだから全て正しいように映るけど、周りからどう見えているのか分からない点が多いんだよね。まあ最後にビリーの霊が出てくるからデイヴィッドの見た事が正しいんだろうけど。

作中で誰もアリスの不倫に対して引け目を感じてないんだけどアイルランドって愛人OKなの?愛人のこと彼氏とか呼ぶし。よく知らない国だから一つ偏見が生まれた。作中で一番恐いというか気持ち悪かったのはそこだわ。

あとは作中に出てくる公衆トイレがメチャクチャ良かったな。汚いんだけど蛍光灯のカスレ具合とグラフィティが相まって超クール。ほかに特別褒めるとこはないな。

運河の底

運河の底

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斬新な設定の新しいホラー『イット・フォローズ』ストーリーと感想※ネタバレあり

イット・フォローズ

コメディ度:1/10

グロ度:2/10

感動:1/10

リアリティ:3/10

人に勧めやすいか:8/10

満足度:6/10

www.youtube.com

監督・脚本・製作:デビッド・ロバート・ミッチェル

製作総指揮:ジョシュア・アストラカン、アラン・パオ

撮影:マイケル・ジオラキス

美術:マイケル・T・ペリー

編集:フリオ・C・ペレス4

音楽:リチャード・ブリーランド

出演:マイカ・モンロー、キーア・ギルクリスト、ダニエル・ゾバット、ジェイク・ウィアリー、オリビアルッカルディ、リリー・セーペ

目次

あらすじ

ある男と一夜を共にした19歳の女子大生ジェイ。しかしその男が豹変し、ジェイは椅子に縛り付けられてしまう。男はジェイに「それ」をうつしたこと、そして「それ」に捕まったら必ず死ぬことを彼女に告げる。「それ」は人にうつすことができるが、うつした相手が死んだら自分に戻ってくるという。ジェイは刻一刻と迫ってくる「それ」から逃げ延びようとするが……。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

住宅街の一軒家から、若い女性が飛び出す。彼女は車道に出て周囲を確認すると、家に戻った。心配した父親に大丈夫とだけ答える。少したち、彼女は焦って家を飛び出ると車に乗って“何か”から逃げ出した。夜になり海辺で両親に電話をかけ、愛していると告げた。翌朝、彼女は遺体となって発見される。

 

本作の主人公ジェイは19歳の女子大生。最近新たにヒューという彼氏ができた。ジェイには妹のケリーと幼馴染みのポールとヤラがいて家族のような関係性だった。

ある晩、ジェイは彼氏のヒューと映画館でデート。しかし途中でジェイには見えない“何か”を見たヒューはおびえた様子でジェイを連れて映画館を出た。ディナーを一緒にとるが、ジェイは不審に思っていた。

次のデートの時、ヒューとジェイは車中で致した。ジェイが余韻に浸っているとヒューが麻酔薬を嗅がせてきた。意識を失い、目覚めると廃屋の2階で下着姿のまま、車椅子に手を拘束されていた。

ヒューはこれからする話を忘れるなと言って話を始めた。あるモノがつけてくる。俺が感染した“それ”を君に伝染した。それは変幻自在に姿を変えるが実体は1つ。時には愛する人に姿を変えることもある。

ヒューは、ジェイに2階から下の風景を見せた。ヒューが指さすところに裸の女性がおり、こちらに向かって歩いていた。

誰かと寝て相手に感染させろ。君が殺されると俺に戻ってくる。常に逃げ道を確保しろ。動きは鈍いが頭はいい。と今後のアドバイスをすると。ヒューはジェイの車椅子を押して逃げる。ジェイの家の前まで車で送ると、放り捨てた。

ジェイの家では玄関先でケリー、ヤラ、ポールがトランプをして遊んでいた。下着姿で置き去りにされたジェイを見て警察に通報します。ジェイは警察に事情を聞かれた後、措置入院。警察の調べで、ヒューと言う名前は偽名で家も貸家であり既に逃げていた事が分かった。

 

退院したジェイは大学に行くが、講義の最中に窓の外から老婆が自分めがけて歩いてくるのを見る。周囲の人が気に掛けていない様子から、自分にしか見えていないと悟ったジェイは講義を抜け出す。車で移動し、ケリーとポールがバイトするアイス店に行って相談。ジェイのことを心配したヤラとポールが、ジェイ宅に泊まりにきた。

ヤラはケリーの部屋、ポールは居間で寝る。眠れないジェイは居間に行き、ポールと話した。ポールとジェイは互いにとって初キスの相手、しかしポールがケリーともキスをしたと聞いてジェイはポールに距離を置いていた。

そんな話をしている最中、台所のガラスが割れる音がした。ポールはケリーたちを起こしに行き、ジェイは台所を見に行った。台所には中年女性が。失禁しながら近づいて来る。ジェイは怯えるが、他の3人には姿が見えていない。

ジェイは自室にこもるが、ポールとケリーの説得でドアを開けた。遅れてヤラが入って来るその真後ろに、デッカイ男が続いて入ってくるのを見たジェイは、二階から飛び降りて逃げた。ジェイは自転車に乗り公園まで逃げる。後から心配した3人と、様子を見ていた隣人のグレッグがやってきた。

ジェイは彼らにヒューから聞いた話をした。話を聞いた一同はヒューを探すことに。グレッグの運転で、ヒューが住んでいた家に向かった。現在空き家になっているが、窓は目張りされており、窓の近くには人が通ると音がするように缶がぶらさげてあった。

空き家で高校生の頃のヒューの写真を見つけた彼らは、ジャケットから出身高校を割り出した。高校を訪ね、ヒューの本名がジェフ・レモンドだと知る。

 

ヒューあらためジェフの家に向かい、話を聞いた。

まだ自分にも“それ”が見えている。誰かに伝染せ、 “それ”は歩いて追いかけるので車で逃げろとアドバイス

 

 グレッグが自分の父の別荘を提供、皆でそこに移動した。ジェイは銃の練習を始める。海で遊んでいると、“それ”がやってきてジェイの髪の毛を引っ張りあげた。ポールたちに姿は見えないが、髪の毛がひっぱられているのは見えた。ポールが見えない空間に椅子で殴りつけると手ごたえがあるも、直後ポールは吹き飛ばされる。ボートハウスに逃げ込み銃で撃つと“それ”に着弾し、血が出た。しかしすぐに復活。ジェイはみんなを置いてグッレグの車に乗って逃げるも、すぐそばで事故を起こし気絶した。

 

右手首を骨折して病院に担ぎ込まれたジェイは、グレッグの提案により病院でグレッグと交わった。ケリー、ヤラ、ポールもそれを知る。

その後3日間、何も起きなかった。グレッグ自身が“それ”の存在を信じていないので襲われないのでは、と仮説を立てた。

4日目の夜、ジェイは白いパジャマ姿の男性がグレッグ宅の窓ガラスを割って侵入するのを自宅から目撃。電話を掛けても繋がらず、グッレグの元に駆けつける。到着する頃にはグレッグは死んでいた。

 

ポールが自分に伝染せと提案するも、ジェイは悩む。実はジェイとグレッグは以前、関係を持ったことがあった。さらにグレッグが怖がっていなかったので、罪悪感がなかった。

ポールに伝染すことに積極的でないジェイに、ポールは“それ”を退治することを持ちかけた。

作戦は郊外の地下のプールに“それ”を誘き出し、プールに入ったら大量の電化製品をぶち込んで感電死させるというもの。ジェイは“それ”が現れるまで水中で待つ。プールの脇には通電した電化製品がスタンバイ。

夜になって白いシャツ、白いモモヒキ姿の父の姿をした男性が入ってきた。しかしプールには入らず、プールサイドの家電製品を投げ込んでいく。しかしプールが広すぎたためか感電はしなかったが、完全に計算が狂った。

ポールが銃撃するが、誤ってヤラの足に当たる。ケリーが布をかぶせるとシルエットが浮かび上がったので、ポールは撃った。男はプールに落下。ジェイがプールから出ようとするも水中の男に足を引っ張られる。水中にポールが銃弾を撃ち込む。

ジェイは助かった。プールには血が広がるが、ジェイにしか見えない。ジェイの足首には、捕まれた手の痕がくっきりと残っていた。

その後、ジェイはポールと交った。ポールはジェイに“それ”がどんな姿をしていたか聞くが、ジェイは答えない。

別の日、ポールは車を運転しながら街の娼婦を物色。

後日、ジェイとポールが手をつないで住宅街を歩いていると、2人の後ろに一人の男性がついてきていた。

感想

アマプラで観ました。

性感染症のメタファーであるとか、婚前交渉に対する戒めだとか言われてる本作だが別にそんなことないんじゃないのと思う。カップルがいちゃつくのが死亡フラグなのは周知の事実。

そもそもそんな考察などどうでも良いほど本作は低予算ホラー映画として良く出来ている。アメリカの田舎独特の気怠げな雰囲気や、コミュニティの狭さから起こる密接な人間関係がこの映画の良いところ。

他のホラー映画と比べると敵は歩いてくるだけなので遙かにイージー。しかも対処法が分かってる親切設定。ジャンプスケアもないし見てて気楽。周りも疑いつつもちゃんと協力してくれるから見ててストレスが無いね。ずっとついてくるって設定は怖さよりも気持ち悪さが勝つかも。心理的に。

イット・フォローズ(字幕版)

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  • 発売日: 2016/06/22
  • メディア: Prime Video
 
イット・フォローズ [Blu-ray]

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