映画に逃げた

観た映画について書きますがホラー比重重め

100年の時を経て、怪物が蘇る 映画『ブラッディ・タイム ドラキュラの頭蓋骨』ネタバレあらすじと感想

ブラッディ・タイム ドラキュラの頭蓋骨

コメディ度:8/10

グロ度:2/10

感動:3/10

リアリティ:3/10

人に勧めやすいか:7/10

満足度:5/10

目次

www.youtube.com

作品情報

2016年製作/アメリカ/上映時間80分

原題:I Had a Bloody Good Time at House Harker

監督・編集:クレイトン・コグスウェル

脚本:ジェイコブ・ギブンズ

音楽:ティム・スローン

撮影:マックス・マーゴリン

出演:ノエル・キャロル、ジェイコブ・ギブンズ、デレク・ハウゲン、ミーガン・オニール、ホイットニー・ムーア、アーラン・ゴッドハーブ、ネイサン・ローチ

あらすじ

人間をヴァンパイアに変える能力を持つ頭蓋骨を何十年も守り続けていたハーカー家。しかし伝承は薄れて人々はそんな事を忘れており、一家でさえも信じていない始末。そんな中、本物のヴァンパイアが復活して...。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

ドラキュラは死んだ。彼を葬ったジョナサンと妻のミーナは息子を連れ、アメリカに身を隠した。だがそのハーカー家を追うある存在があった。

1912年、薪割りをする息子の前に生首を持ったヴァンパイアが現れる。彼はドラキュラ伯爵の力を引き継いでいた。

 

ここで場面は現実世界に。これまでの映像は現在のハーカー一家が行っていた劇だった。

 

父が身を呈して息子を守り絶命。彼はヴァンパイアの体を全身燃やせと命じたが、息子は言い付けを守らずに頭蓋骨をとっておいた。

 

この劇は州の監視員に見せるためのもの。ハーカー家は実際にヴァンパイアの言い伝えが残る家系で、郡から歴史的価値のある家の修繕費500万円が出されていたが一家の男どもはその金を使ってヴァンパイア劇場を作り上げた。もちろん監査員からはお叱りを受ける。

この家に暮らしている家族は売れない役者ジェリー、鉛筆が友達のチャーリー、妹に恋するネッド、唯一まともな妹のペイジ。ペイジは保安官のウェインと婚約しており、たまにしか家に来ない。

ネッドは商店でアルバイトをしていたがクビに。それを見かねた兄弟はその晩、バーに連れて行った。彼は一家に伝わるヴァンパイアの頭蓋骨を見世物にしようと提案したが、チャーリーに止められる。チャーリーは1990年、ヴァンパイアの頭蓋骨で遊んで痛い目を観た記憶があった。バーでジェリーの出演した映画の予告が流れる。あまりにださい映像に店は沸き上がりジェリーがからかわれた。彼らは居心地が悪くなり店から出ていく。

家に着くと玄関が開いており泥棒が入っていた。彼は銃を向けて3人を椅子に座らせるとステージにあがってふざけ始める。そのときヴァンパイアの頭蓋骨に彼の血が付着し、ルーマニアでヴァンパイアが復活。泥棒は劇の仕掛けの誤作動で死亡した。彼らは死体を処分する羽目になる。血を掃除するために起動させた掃除機が死体の首筋に吸い付き、死体の血液を全て抜いた。

隣家に住むウェルターがやって来た。彼の妻メイビスはハーカー家を嫌っており、常に監視している。ウェルターは様子を見てこいと命じられたが、適当な世間話をして帰って行った。

3人は死体を布でくるむと、橋の上からものすごく浅い川に落とした。死体は数時間後、川で立ちションしていた警察に見つかる。

一仕事終えた兄弟はペイジの働くカフェで朝食を食べた。そこにいた学生にチャーリーがバカにされ、一行は店を出る。

死体の検視が行われたが、ウェインは周りに言いふらさないよう検視監に強く言った。しかし、検視監はバーで全てを話してしまう。噂はすぐに広がり、ヴァンパイアと言えばハーカー家だと群衆が詰め寄せる。彼らはてっきり殺人がばれたと思い彼らを帰らせてしまった。

隣家のメイビスが銃を向けてハーカー家に押し入ったが、年のせいか突然死。すると旦那のウェルターはこの死をお金に変えようと3人を焚き付けた。ヴァンパイアの仕業に見せかけるため、メイビスの首筋にドリルで穴を空ける。

ウェルターの指示通り、メイビスの死体を庭先に置いて彼が通報。そして服を汚した3人がやって来て報道陣に私たちヴァンパイアを倒したと言う。しかし報道陣もバカではなく、ヴァンパイアの存在なんて信じなかった。ジェリーは問い詰められ、今度証拠を見せると口走ってしまう。

翌日ウェルターも交えた作戦会議。ヴァンパイアの頭蓋骨を公表しようかと考えたがチャーリーが隠してしまった。ジェリーは名案を思いつく。ヴァンパイア役の人を雇って劇をすることに。

この頃ルーマニアのヴァンパイアはシカゴに到着。

ハーカー一家はヴァンパイアハンターの服を着て舞台の準備を整えた。雇った役者もヴァンパイアに扮して屋敷に向かっている。

ショーは大盛況で何人もの観客が集まった。中にはヴァンパイアに関する小説を書いてヒットした作家も。ペイジは兄の無責任さに嫌気がさして荷物をまとめ始めた。

 

ヴァンパイアの役者が道中、本物と接触。役者は惨殺されてしまう。

 

3人が家のことで悩んでいるとヴァンパイアが現れた。彼らは役者だと思っていたので地下室に連れ込む。ヴァンパイアは地下室にあった頭蓋骨を吸収し、力を得ると会場にいた人々を次々とヴァンパイアに変えた。

男らがようやく異変に気づく。家のなかはヴァンパイアに溢れていたが、すべてのドアには十字架がかけられており、奴らは外に出られない。放っておいて朝になれば日の光で死ぬだろうとバーに行こうとしたが、ペイジがいることを思い出した。彼女はヘッドホンを付けていて騒ぎに気づいていない。

勇敢な婚約者ウェインは助けに向かったがヴァンパイア化。

ネッド、チャーリー、ジェリー、ウェルターは各々武器をもって奴らに立ち向かった。木の杭を刺して倒すのだが、ヴァンパイアは死ぬときに破裂する。途中でウェルターが犠牲となった。

3人はペイジの部屋にたどり着いたが、彼女はすでに自力でヴァンパイア達を倒していた。

元凶のヴァンパイアにネッドが噛まれてヴァンパイア化。さらにヴァンパイアは念力を使ってジェリーを追いやった。チャーリーは勇気を振り絞り、後ろから友達の鉛筆を刺して奴を倒した。

ボスを倒したことでネッドが元に戻る。さらにウェインとウェルターも無事だった。彼らはヴァンパイアになってから致命傷を受けていなかったが、他の住民達は体中に杭を打たれていたので単純に死亡。

感想

前情報無しで見て冒頭のシーンが単純に出来よくて当たり引いたと思ったんだけど、まさかの劇中劇。コメディ映画とは知らなんだ。最初っから脊椎付き生首が出てきたから期待したんだけどね。まさかそこが残酷描写のピークとは。ホラー映画だと思ってたから面食らったけどコメディとしてはそこそこ面白いのでないだろうか。

一応家族愛がテーマなんだろうけどまあうっすい。ヴァンパイアが出るまでは普通のコメディだからコメントしにくいな。ヴァンパイアとの戦闘はユニークで良かったけど。

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