映画に逃げた

観た映画について書きますがホラー比重重め

昔の人はこれが良かったのか...『昆虫大戦争』ストーリーと感想※ネタバレあり

昆虫大戦争

コメディ度:2/10

グロ度:2/10

感動:2/10

リアリティ:1/10

人に勧めやすいか:3/10

満足度:3/10

目次

予告はこちら↓↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=BplYt9jCs9I

作品情報

1968年製作/日本/上映時間84分
配給:松竹  監督:二本松嘉瑞

脚本:高久進  原案:天田欽元

製作:小角恒雄  撮影:平瀬静雄

美術:芳野尹孝  音楽:菊池俊輔

録音:中村寛  照明:青本辰夫

編集:寺田昭光

出演:園井啓介、川津祐介新藤恵美、瞳麗子、キャシー・ホーラン、ロルフ・ジェサー、市村俊幸、上田忠幸、青山宏、チコ・ローランド、園江梨子

 

あらすじ

米軍の爆撃機が日本近海の島に墜落。積み荷の核兵器の回収が始まったが、そこには想像を絶する昆虫の恐怖が待ち受けていた。生き残るのは人間か!?それとも...。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

アナベルと譲治が浜辺で寝ていると空に飛行機が。

乗組員の1人チャーリーはPTSDを患っており、発作を起こした。チャーリーに他の乗組員が構っていると、飛行機は昆虫の群れに突っ込む。墜落するがパラシュートで全員避難した。乗組員たちは洞窟で救助を待つ。

譲治は新婚の妻ゆかりを置いて南雲教授の指示で昆虫を採取しに山へ行っていた。

落下した飛行機は爆撃機であり、水爆を搭載していた。落下した水爆を探しに米軍がやって来て、日本の警察と共に避難した乗組員を探す。洞窟に向かうと乗組員たちは死んでいた。

 

譲治は落下地点に落ちていた軍用時計を拾うと、停泊中の漁船に売りに行った。船の連中は不審がって買わない。あげく乗組員を殺したのではと警察にチクった。

譲治がゆかりの仕事するホテルに戻ると、時計のことを聞いた警察がやってきた。譲治が逮捕されたと南雲に電報が入り、面会にやって来る。

 

南雲は遺体を見れば冤罪を証明できるのではと確認しに行く。米軍によると死因は殴られたことによる脳内出血だそう。しかし胸には明らかに怪しい別な外傷があった。かろうじて生き延びていたチャーリーに会いに行くと昏睡状態。たまに目覚めると虫がどうとか言うらしい。南雲はアナベルにも話を聞きに行く。アナベルも譲治に昆虫採集を依頼していた。この島は太平洋戦争の舞台であり、長年人が住んでいなかったので自然に溢れている。

面会でゆかりは妊娠していることを告げたが、譲治は自分の情けなさに涙した。

 

米軍は水爆の落下地点を知りたい。南雲は目を覚ましたチャーリーに虫の動画を見せる。チャーリーはひどく怯えた。実は洞窟に避難したあと、中には大量の虫がいてチャーリーは動転して崖から落ちた。チャーリーが証言するも米兵は麻薬中毒者だと信じない。

南雲と看護師が洞窟を調べると毒虫の飼育容器が転がっていた。容器を手に取ると何者かに手を撃たれた。

 

譲治は東京の刑務所に送られかけるが、海に飛び込んで逃げ、アナベルの小舟に転がり込んだ。

チャーリーが米兵に連れられていると、何者かが襲撃。譲治が匿われたアナベルの家に襲撃者たちとチャーリーがやってくる。アナベルは毒虫を使ってチャーリーに爆撃機の積み荷を尋問。実はアナベルの両親はナチに殺され、アナベルも捕虜として実験に使われており、人間を皆殺しにする計画を立てていた。襲撃者は東側のスパイでアナベルは雇われている。さらにゆかりの働くホテルのオーナーがスパイのリーダーだった。

チャーリーが毒によって正気を失う。スパイ達はピストルを持たせて島に送り込んだ。

チャーリーは銃を乱射して看護婦を襲う。手にかけようとしたとき南雲と米軍によって射殺された。チャーリーの死体には虫の卵が植え付けられており、急いで遺体を埋葬。他の遺体はアメリカに送られてしまっていた。

 

譲治がアナベルの家から逃げ出し、ゆかりの待つ家に帰る。事情を説明しているとスパイたちが押し寄せた。ゆかりは南雲の部屋に、じょうじは昆虫採取用の小屋に隠れる。

南雲と譲治の一行が合流。アナベルの陰謀の全貌を知るため、南雲にハチを刺させることに。南雲は昆虫の言葉を聞いた。核兵器で勝手に滅ぶのはいい、巻き添えを食らうのはごめんだ。解毒剤を射つと体調は回復。爆撃機への攻撃は昆虫からの反乱の始まりだった。

そこにアナベルとスパイらが現れ、一行を拘束。スパイは譲治を連れて水爆を探しに。アナベルは南雲にもう一度毒虫に刺されるよう指示した。南雲はアナベルを毒虫の群れに突き落とした。

 

スパイと譲治は水爆を発見。機会を見つけて譲治とゆかりは隙を見て逃げ出し、小屋に逃げ込む。米兵がアナベルの研究室を燃やし、再び水爆を探し始める。

譲治とゆかりの小屋に毒虫が襲いかかる。譲治は身を犠牲にしてゆかりを逃げさせた。翌朝南雲が小屋に行くと譲治は死んでいた。

南雲は毒虫の危険性を知って掌返しした米兵に拉致される。

ゆかりは出産のため小舟で島を出た。

アメリカに向かう飛行機の中で米軍は島にある水爆を爆発させることにした。機内でもみ合いになるも水爆が爆発。飛行機は虫の群れに突っ込んで墜落した。

感想

毒虫ってどっからどうみても蜂じゃん。ミツバチとオオスズメバチが作中で毒虫と呼ばれてた。どう捉えるべきか分からない、ハチでは無く毒虫なのか、ハチを毒虫と呼んでるだけなのか。

予告編のUFOもデカい虫も出てこないし、予告詐欺がヒドすぎる。当時は画期的な作品だったのかも知れないけど今観るものではない。反戦的な内容で説教くさいし内容にノれなかった。面白い場所も特になかったな。

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