映画に逃げた

観た映画について書きますがホラー比重重め

グロさ以外の取り柄無し!『デス・マングローヴ ゾンビ沼』ストーリーと感想※ネタバレあり

デス・マングローヴ ゾンビ沼

コメディ度:2/10

グロ度:9/10

感動:1/10

リアリティ:3/10

人に勧めやすいか:1/10

満足度:5/10

目次

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作品情報

2008年製作/ブラジル/上映時間104分
原題:Mangue Negro
配給:キュリオスコープ

監督・脚本・撮影:ロドリゴ・アラガオン

出演:ワルデラマ・ドス・サントス、キカ・オリベイラ、リカルド・アラーリョ

 

あらすじ

マングローブ林に囲まれ、文明から切り離されたような小さな漁村に水質汚染の波が押し寄せ、村の漁業は壊滅的な打撃を受ける。貧困にあえぐ村人たちは、わずかに取れる貝類を食して飢えをしのぐが、次第にその皮膚はただれ、おぞましい容貌へと変貌。そして悪臭漂う沼から恐ろしいゾンビが出現する。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

老人アジェノールと青年がマングローブ林の川を小舟で進む。アジェノールは昔、父とカニを捕りに来たことがある。その時はたくさん捕れたが危険な魚がいた。今はなにも捕れやしない。

金持ちのアンソニーに売るため、バチスタがタプイアでカニを捕る。カニを追いかけた先には朽ちた遺体が。驚いて転倒。

アンソニーはバチスタの父とバチスタの帰りを待つ。父に呼ばれバチスタの妹ハケルが母親の様子を見に行く。母は失明しておりハケルが看病していた。

村の若者ルイスの兄がライフルで鳥を仕留める。一方ルイスはカキが取れず、渋々家に帰るとそこにはボロボロのバチスタが。タプイアでカニを捕っていたことを聞くと兄は成果物を取りに行った。ルイスは看病を任される。

バチスタが死亡、ルイスが困っているとゾンビとなって復活した。襲いかかる。ルイスはフォークで目を突き刺し応戦。ライフルで腹部を撃つも死なない。2発目は目に命中、バチスタは倒れた。家の外にもう一体のゾンビとハケルが。ハケルを家に引き込んだ。

兄がタプイアにある死体から金を盗もうとすると死体が起き上がり咆哮をあげた。すると周りから大量のゾンビが。抵抗むなしく喰われた。

ハケルの父親が急に苦しみ始めた。アンソニーがカキをつまらせたのかと口に手を突っ込むと指を噛み千切られてしまう。とっさに拳銃でヘッドショット。父親が食べていたのはゾンビカキだった。

バチスタを殺したと勘違いしたハケルがルイスをタコ殴り。止めをさそうとしたときにゾンビがやってきて腕に噛みついた。ルイスはゾンビを撃ち殺す。

小舟では死体を釣り上げた。そして死体が動き出す。驚いた青年は川に落ちてしまう。そしてゾンビとなって船を転覆させた。アジェノールはゾンビに追われながら林を進む。

ハケルとルイスは家に立て籠る。二人が良いムードになっていると壁から手が突き抜けてきてハケルの髪を掴む。ルイスは斧で手を切り落とした。それを皮切りに次々と家にゾンビが押し寄せてきた。

老人は木に登って青年のゾンビをやり過ごす。

ハケルとルイスはなんとか脱出。ルイスは急な運動で血圧が上がり気絶。ハケルにゾンビが襲いかかる。悲鳴を聞いて起きたルイスは3体のゾンビを倒した。

アジェノールが目を覚ますとゾンビが木に登って来ていた。逃げた先が底無し沼になっており、2人とも沈んでいく。

今度はハケルが倒れてしまった。ルイスは怪我を直せると噂のあるベネディータの家にハケルを運び込む。ベネディータ曰くこのマングローブ林は腐っていて人間の住める場所ではないと言う。ハケルを治すことは出来ない。しかしフグの毒を飲ませることで死者が復活すると聞いたことのあったベネディータはフグを勧める。それを聞いたルイスは網と斧をもって川に行った。

ルイスの投げた網で奇跡的に底無し沼に埋まっていたアジェノールが助かった。ゾンビをなぎ倒しながら養魚地へ。ゾンビが迫るなか網を何度も投げる。
フグを持ってベネディータの家に。フグの胆嚢をハケルに食べさせるとハケルは死んだ。このまま居てもゾンビたちがやってくる。ルイスとアジェノールはビカの岩を越えて山の向こうに逃げることに。ベネディータはここに残る。そんな話をしているとハケルが目覚めた。ハケルは家族の元に行きたいと言う。ゾンビが家の周りを囲んだ。アジェノールが囮となってその隙にハケルとルイスが逃げる作戦。

2人は無事ハケルの家に到着。ゾンビと化したアンソニーが襲いかかる。ルイスは卓越した戦闘スキルで倒す。アンソニーの死体に押し潰されているとハケルに父親のゾンビが襲いかかる。ルイスはこれも倒した。
隣の部屋にいた母親は生きていたが、ゾンビカキを食べていた。母の口から得体の知れない生物が飛び出してハケルを気絶させる。その後母は目の前でゾンビ化。ハケルをつれて隣の部屋に逃げ込む。家の周りを大量のゾンビが囲む。さらに割れたオイルランタンの火が家に着き絶体絶命。しかし何故か2人は外に出ていて無事だった(?)
ゾンビが火に弱いことを知り簡易的な松明を作り、ビカの岩を目指して出発。
大量のゾンビに終われながらビカの岩に着いた。ビカの岩は物凄く急な斜面でゾンビは登ってこられない。ゾンビらと対峙しているとアジェノールがやってきて2人の代わりに戦い始めた。何体ものゾンビを倒すもやがて力尽きた。
2人は岩のてっぺんまで上り詰めた。ルイスがハケルに愛の告白をしようとしたところでEND。

感想

いい感じに汚い。画面から臭いが来るタイプのゾンビ映画

本作は脚本も撮影もヒドい。出来もしないのにいろんな場所で起きていることを描こうとするから分かりにくく、うまく繋がってない。別の視点に移る毎にちょっと前の映像を見させられる。ルイスがハケルを連れ込むシーンなんか3回も流れる始末。

話の無駄が多くて基本退屈。焼いたレモンを傷口に当てるくだりとか、いらない会話が多すぎ。ベネディータに関してはキャラ設定でゆっくり喋るからストレス溜まる。

ただ、グロテスクなシーンに関しては素晴らしかった。CGじゃないしね。特殊メイクにはこだわりを感じた。本当に汚いし臭そうで不快感がある。普段のシーンとは別人が撮ったのかと疑うほどグロいとこだけカメラワークが良い。

なお、そんな拘ったシーンは予告編で全部使われている。

要するに本編観るより予告観ろ!! 

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