コメディ度:1/10
グロ度:3/10
感動:2/10
リアリティ:2/10
人に勧めやすいか:4/10
満足度:5/10
目次
1980年製作/アメリカ/上映時間90分 監督:ゲイリー・A・シャーマン 製作:ロナルド・シャセット ロバート・フェントレス 製作総指揮:リチャード・R・セント・ジョンズ 特殊メイク:S・ウィンストン 脚本:D・オバノン 撮影:スティーブン・ポスター 出演:ジェームズ・ファレンティーノ、メロディ・アンダーソン、ジャック・アルバートソン、デニス・レッドフィールド、ナンシー・ロック・ハウザー 小さな田舎町ポッターズ・ブラフの浜辺で、観光に訪れていた写真家がガソリンをかけられ炎に包まれるという事件が起こった。事件を担当することになった保安官のダンは、捜査を進めていくがそれを嘲笑うかのように、さらに、生者は増えていく。そして、愛する妻のジャネットがブードゥーの呪法に興味を持っていることに疑惑を持つ。ダンは彼女が事件に関わっていることを否定し ようとしながらも、犠牲者と接触を持っていたことを知って...。 以下ネタバレあり ポッターズ・ブラフの浜辺で写真撮影する休暇で訪れた写真家。魅惑的な女性が現れたので声を掛けて写真を撮る。すると女性の方から誘って来た。手に掛けようとしたとき、どこからか人々が現れてリンチ。網で縛り付けられ、ガソリンで燃やされた。人々はその様子を撮影する。 保安官のダンが燃やされた車と遺体を調査。 その晩、ボート置き場で酔っ払いが殺される。犯人はまたも住人達。 死体をみたダンは殺人であると断定。 事故死した男性の身元を調べるためホテルをあたる。やはり泊まっており、荷物が残っていたので調べる。ホテルの主人からシェリフの妻ジャネットが彼に会っていると聞き、尋ねたところ 入院中のジョージは看護婦に殺されてしまった。 ダンの待つ家にジャネットが帰る。ダンは機材について問い詰めようかと思ったがやめておいた。ジャネットからフィルムを渡された。授業に使う物らしくアーニーの店に渡すよう言われた。 よそ者のロン達一家がレストランに道を聞きに来た。その店には死んだジョージに似たフレディと呼ばれる男性がいる。道を聞き、運転を再開すると ダンが車で見回りしていると、飛び出してきた人を引いてしまった。様子を見るとバンパーにはちぎれた腕が張り付いていてひとりでに動いている。轢かれた者は腕を回収してダンを殴り、走って逃げる。ダンは後を追って納屋に入るも取り逃がしてしまう。 家に帰り弾丸を探していたダンは偶然、ブードゥー教の本と呪術的なナイフを見つけた。ジャネットを問い詰めると授業に使うという。 海から先ほどの一家の車が引き上げられた。死体は見つかっていない。 ダンはバンパーの一部に残った肉片が人間のものであったか、病院の先生に調査を依頼。すると ジャネットを迎えに行く。教室ではブードゥー教について授業が行われていた。実際のゾンビは人に擬態する、主人の操り人形で人を襲っては主人に送るという。ジャネットを乗せてガソリンスタンドに行き、ジョージを見せても何の反応もしない。 ヒッチハイカーの少女を乗せたトラックがポッターズ・ブラフに向かう。その後少女は住民達に撲殺された。 ドッブスの元に少女の死体が送り届けられると、ドッブスは皮を剥ぎ、特殊メイクで復元した。その後何者かが手を触れると目を覚ました。 肉片の結果が出た。死後3-4ヶ月と発覚。先生 事務所にドッブスが現れる。ヒッチハイカーの死体が消えたらしい。ダンは妻にブードゥー教について教えたのはお前かと尋ねたが違うらしい。ドッブスが帰ったあとダンの元にジョージの死体を送って欲しいとのメッセージが州警察から届く。 ドッブスの元に行くと見当たらなかった。丁度墓にいたサムとジョージの墓を掘り起こす。棺には心臓だけが入っていた。ドッブスが主犯と知ったダンは州警察にドッブスの情報を問い合わせる。 アーニーからフィルムを受け取る。アーニーの手はただれていた。 州警察によるとドッブスは死体を悪用し、医師会を追放された過去を持っていた。 受け取ったジャネットのフィルムを再生してみると住民達の撮っていた殺人ビデオだった。映像にはジャネットとドッブスも映っている。 怒り心頭のダンがドッブスの元に行くと、黒魔術のことを告白。ジャネットはすでに死んでいて、他の全ての死人もドッブスの手入れがなければ一週間で死ぬ。死人は教えたこと以外忘れるゾンビであると。 そこにジャネットが現れる。ダニエルが引き金を引くとジャネットは私を埋めてと懇願。ダニエルはドッブスを射殺し、ジャネットを追った。墓穴に転がるジャネトに土をかける。 かろうじて生きていたドッブスは自分をゾンビ化。 悲しむダンの周りに顔の剥がれかけた住民達が現れて花を手向ける。そして襲われかけるも葬儀場に逃げ込んだ。 ゾンビとサンゲリアの間の子みたいなタイトルの割にひねりのある作品で楽しめた。序盤はサスペンスのように進んでいく。まあ視聴者は何が起きたか分かってるんだけど。ゾンゲリアなんて名前じゃ無ければゾンビが出るとか分からないからそっちの方が楽しめたのではと思ったり。でも原題がDEAD&BURIED(死者の埋葬)だから邦題が悪いわけじゃない。中盤くらいからゾンビを匂わせて、後半説明って感じ。 本作のゾンビはみんなの想像するようなゾンビじゃなくて見た目も行動も人そのものなんだよね。会話をするし噛みついたりしないし。最後のオチは強引に感じたかな。推測できる物じゃ無かったし、なんで?って感情が勝っちゃった。作品情報
原題:Dead & Buried
配給:日本ヘラルドあらすじ
ストーリー
感想