コンジアム
コメディ度:3/10
グロ度:1/10
感動:1/10
リアリティ:5/10
人に勧めやすいか:5/10
目次
2018年製作/韓国/上映時間94分 原題:Gonjiam: Haunted Asylum 監督:チョン・ボムシク 製作総指揮:ユ・ジョンフン 脚本:チョン・ボムシク、パク・サンミン 撮影:ユン・ジョンホ 衣装:ユン・ミラ 音楽:ナ・ユンシク 出演:イ・スンウク、ウィ・ハジュン、パク・ジヒョン、パク・ソンフン、オ・アヨン、ムン・イェウォン、ユ・ジェユン 恐怖動画を配信するチャンネル「ホラータイムズ」が一般参加者を募り、数々の都市伝説を生んだ心霊スポットであるコンジアム精神病院からのライブ中継を計画する。主宰者ハジュンを隊長とする7人の男女は、いくつものカメラやドローン、電磁検出器といった機材を持ち込み、深夜0時に探索を開始。ハジュンが仕掛けた演出も功を奏し、サイトへのアクセス数は順調に伸びていくが、次第にハジュンの想定を超えた怪現象が次々と起こり始める。 以下ネタバレあり ある二人の男子高校生が動画を撮りながら廃墟コンジアムを訪れる。中でも402号室には曰くがあるそうだ。そのドアを開けようと苦戦していると、何かが起こって動画が終わる。 正式名称は南霊神経精神科病院。1961年5月に開業するが、1979年10月に患者の集団自殺と院長パクの失踪が起きて閉鎖。 メンバーは隊長のハジュン、進行のスンウク、編集のジェユン、カメラのソンフン、サブカメラのジヒョン、ひらのアヨンとシャーロット。 当日、バンに乗って現場に移動。402号室のドアを開ける人をルーレットで決め、ジェユンに決定。病院の入り口に着くと柵が張ってあり、通れなかったので山道を通って裏口から入ることに。彼らは許可などとっていなかった。 みんなで並んでオープニングを撮影。中に入ってからは実況し始め、番組的な構成に。 シャーロットとジヒョンは一階を探索。実験室を見つけて入った。内部にはカルテ、薬品、注射針など物が散乱。棚には気味の悪い人形が置いてある。落ちていた解剖したニワトリのホルマリン漬けを割ってしまい、匂いによって避難。 アヨンとジェユンは三階を探索。霊が出ると噂されるシャワー室に入った。一通りの説明を終えたあと奥の浴室に。風呂桶にはかつらが浮かんでいた。 全員集まって院長室で降霊の儀式を行う。部屋には鈴の着いた赤い糸が張り巡らしてある。線香を焚き、お札を燃やして祈祷する。しばらくするとロウソクの火が消えて鈴が鳴り始めた。一同は驚き、咄嗟に部屋から逃げた。 誰もいなくなった部屋にソンフンとスンウクが戻ってきてハジュンと連絡をとる。 病院内では次いで実験室を探索。さっきまでと人形の位置が変わっていた。この人形は院長室の写真に写っていた患者が持っていたもの。スンウクがそれを触るとシャーロットが怯えて飛び出てしまった。スンウク、ソンフンを置いてみんなが追いかける。 ジェユンとアヨンは四階に行き、機材を設置。 他の4人で集団治療室を探索。スンウクが転がっていた箱に手を突っ込むと何かに引っ張られた。疑うジヒョンが同じく手を入れるとまたも引っ張られる。どうにか引き抜いたが、傷が残った。その後、箱がひとりでに開いたが中にはなにもいない。 スンウグとソンフンは止めようかと相談。しかし報酬を2割増しにすることを条件に撮影を続ける。 スンウクとソンフンが浴室に移動。整備室から音がしたので向かうと、車イスが勝手に動いた。さらに物が飛び始め、スンウクが着弾して気絶。ソンフンも通り抜けようとしたドアに吹っ飛ばされて気絶した。 ジヒョンとシャーロットは森を進む。目印のパンツを発見。しかし彼女らは森の異変に気づいた。地面に実験室にあったはずの物が散乱している。 そのうちシャーロットが話しかけてもジヒョンが返事をしなくなった。ジヒョンの顔を覗き込むと白目が黒くなっており、何かパヒョバヒョ言い始めた。シャーロットが驚いていると白いオーラに包まれ、急に浮遊。もがいてなんとか抜け出し、キャンプに到着。 アヨンとジェユンは402号室を電ノコで開けようとしていた。目を覚ましたソンフンが2人にスンウクを助けてほしいと頼む。そこにピンポン球が飛んで来た。402号室のドアが勝手に開き、彼らは引き込まれた。 様子を見ていたハジュンは現地に赴く。 402号室にはドアがなく、床が水浸し。さらに天井にも水面があった。部屋からは3人以外にも気配がする。ソンフンがカメラを向けると目には見えない女性が写った。 ハジュンが院内に到着。背後に霊が現れてハジュンを吊り上げて殺した。 気絶していたスンウクが目を覚ますと両手を拘束され車イスに乗せられていた。車イスは廊下を疾走して402号室に突っ込む。 キャンプのディスプレイが映る。放送などされておらず、視聴者達は待機画面でいつ始まるんだと愚痴をこぼしていた。 韓国製POVホラー。内容はほぼグレイヴ・エンカウンターズと一緒。違うのは主人公達が番組制作陣じゃ無くて、素人集団ってとこかな。 両者とも同じく演出しながら心霊ドキュメンタリーを撮っていき、台本にないことが起こり始めるって感じ。 よくあるストーリーなんだけど近年あまりなかったから、機材の進歩におっ、てなったよ。全員GoPro着用で金あるなって。やっぱり一昔前の映画だと細かいところが古いから”今起きてる怖さ”ってのが無いんだよね。歴史映像見てる気分になっちゃう。 結局ビックリ系の映画だから内容については言うことが無いな...。 小難しい考察だったり、病院で何が起きたのか解き明かすみたいなのを期待して観る映画ではないね。作品情報
配給:ブロードウェイあらすじ
ストーリー
彼らは姿を消した。心霊WEBチャンネルホラータイムズはこの事件を追う。
この場所の噂は多く、植民地時代に独立軍兵が埋められた場所で死体を隠すために建てられた病院、60年代は軍の拷問施設だったとも言われる。閉鎖後は霊を見た、声を聞いたという証言が次々あがり、特に402号室のドアを開けると呪われるという話だ。
10月26日、病院廃業の日にちに合わせてホラータイムズは潜入を決めた。
後日カフェで一般参加者含む男女7人が集合。役割を決め、場所を移動して酒をのみながら親睦を深める。今回の企画で100万アクセスを目指そうと意気揚々。
山にテントを張り、キャンプ地を作る。
21時を周り、ソンフンとスンウクが病院にカメラを設置しに向かった。残りのメンバーはキャンプで映像を確認。
各自アクションカムと電磁検出機EMFを準備。ハジュン以外のメンバーは病院に向かう。彼はキャンプから指示を出す役割をする。
途中の森でパンツを発見。遊び半分で木に結びつけて目印にした。
病院に入ろうとしたときに物音が。警察の巡回と考えた彼らは灯りを消す。音が止み、病院の玄関に到着。
聖水を撒いたりと演出を始めた。するとそのとき、廊下の奥にある院長室のドアが急にしまった。彼らが部屋の中に入るとありし日の病院の写真を見つける。そして天井が突然剥がれて髪の毛が垂れ下がった。
実はこれまでの現象は全てソンフンとスンウクが仕組んだものだった。ハジュンと打ち合わせをして、次の仕掛けの確認に向かう。
通話を切ったあとハジュンのいるキャンプ地ではコンロから急に火が上がり、パソコン画面がつかなくなった挙げ句停電。他の灯りが消えているのにパソコンには文字化けした配信画面が映る。奇妙に思っていると電気が復活したので何もなかったということにした。
シャーロットが帰ろうとするのを全員で引き留めた。
ジヒョンとシャーロットが病院の外に逃げようとする。
スンウクとソンフンがハジュンに連絡を取った。ハジュンはモニターで見ており、明らかな超常現象を確認していた。しかし、2人に続けさせるため偶然だという。アクセスは30万を突破しており後に退けない。
暗いキャンプを照らすとそこは病院の中だった。足元には件の人形が転がっており、部屋を照らすと腹部に手術痕のある全裸の男性が立っている。それが発狂して近づき、シャーロットは奥にひきづり込まれていった。
その後3人は何かに襲われた。感想