映画に逃げた

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UFOから降り立ったのはスライム...? 映画『吸血鬼ゴケミドロ』ネタバレあらすじと感想

吸血鬼ゴケミドロ

コメディ度:1/10

グロ度:1/10

感動:1/10

リアリティ:1/10

人に勧めやすいか:3/10

満足度:3/10

目次

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作品情報

1968年製作/日本/上映時間84分
英題:Goke,Body Snatcher from Hell
配給:松竹

監督:佐藤肇

脚本:高久進、小林久三

製作:猪股尭  撮影:平瀬静雄

美術:芳野尹孝  音楽:菊池俊輔

録音:中村寛  照明:青木辰夫

編集:寺田昭光

出演:吉田輝雄、佐藤友美、北村英三、高橋昌也、キャシー・ホーラン、高英男寺、加藤和夫、楠侑子、山本紀彦金子信雄

あらすじ

羽田を飛び立ったジェット機が、奇怪な現象に遭遇して岩山に不時着した。さらにジェット機にはテロリストが紛れ込んでいた。助けなんかいっこうに来やしない。そこにUFOまでも現れる。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

羽田を飛び立ったジェット機だったが当たりは真っ赤な雲。
ブルタニア大使が日本でライフル射殺されたそう。日本も物騒になったもんだと会話が進む。
管制塔から本機体に時限爆弾が持ち込まれたとの連絡が入り、羽田に引き返すことに。機内がパニックにならないよう、爆弾のことは伏せ、乗客の荷物検査が行われた。
飛行機に鳥が度々追突する。
客室後方にトランクを発見。開けてみると中にはライフルと劇薬が入っていた。

そこに持ち主であろう怪しい男が拳銃構えて近づいた。彼はハイジャックを目論み、沖縄へ向かえと要求。
そうこうしていると目の前には光る謎の飛行物体が現れた。激突は避けたものの計器が故障。エンジンが火を吹いて岩場に不時着。

 

生き残ったのは副パイロットの杉坂、スチュワーデスの朝倉、次期総理候補真野、精神科医百武、戦争で夫を亡くしたニール、真野の取巻き徳安と法子夫婦、宇宙生物学者佐賀、松宮のみ。
杉坂はハイジャック犯寺岡の拳銃を回収。
爆弾を持っていた松宮は目を覚ますとすぐに外へ逃げた。杉坂がそれを追った。彼はなぜ逃げたか聞かれ、警察には遊びで犯行予告をしたと嘘をついた。

 

寺岡が目を覚まし、朝倉を拐って外にでた。すると光るUFOを目撃。寺岡は逃げようとしたが、吸い寄せられるようにUFOに向かって歩き始めた。内部には銀色のスライムが乗っており、寺岡の額が二つに大きく割れる。朝倉はそれを見て悲鳴を上げ、気絶。杉坂がそれを助けた。


他の生存者達が墓を掘っている間に、真野と法子は機内で愛し合う。そこに徳安がウイスキーを差し入れた。
朝倉を背負った杉坂が寺岡のライフルを持って帰って来た。
寺岡は消えていた。朝倉に何があったのか聞いても口を利かない。
百武が催眠術で朝倉の口を割ることに。あのあとスライムは額の中に入っていった。

お前のせいで知りたくなかったことを知ったと松宮が詰め寄ると、百武は後ろの崖に気付かず落ちてしまった。
生存者達は松宮がやったと勘違いして彼を監禁。


落下した百武は生きていたが、影に潜んでいた寺岡に首を噛まれる。


生存者達は機内に戻った。外から音が聞こえ、見てみると寺岡が転がっていた。ニールの懇願によって機内に運び込むことに。死体を確認すると額に傷があるが血の流れたあとはない。


真野はウイスキーを飲んでいたせいで喉が乾いてしょうがない。徳安の狙いはこれだった。彼は以前から真野を恨んでいた。彼は復讐のつもりだったが、周りに制止されたので逆上。置いてあったライフルを拾い、生存者らを外に出した。

奥の部屋に転がっていた寺岡が立ち上がり、徳安に噛みつく。

機内に戻ると徳安が死んでおり、体内には血が残っていなかった。
悲しむ妻法子の背後には寺岡。彼は法子をUFOに連れ込んだ。

 

夜が明けて一同は法子が居ないことに気がついた。捜索すると高いところに立った法子を発見。

法子の体を使って宇宙人ゴケミドロが目的を告げる。地球人の皆殺しを目的にやってきたという。話を終えると法子は落下。死体は年月が経ったかのように朽ちていた。

 

佐賀があれは本物の宇宙人だと言うが真野は信じない。彼は吸血しているところを見なければ信じないと言い、佐賀も学術的に是非みたいという。
真野は当初ニールを使おうとしたが、監禁している寺岡の事を思い出した。人体実験に反対していた杉坂にニールはライフルを発砲。右腕に着弾した。

ニールに脅され、杉坂と朝倉は操縦室に押し込まれた。


外に追い出された松宮は胸ポケットに隠していた爆弾を思い出す。寺岡が現れ、松宮は飛行機の側で自爆。佐賀が足を挟まれて負傷した。
ニールと真野は動けなくなった佐賀を置いて外に逃げだす。操縦室から出た2人は佐賀をサポートした。


ニールと真野を追った寺岡が追いつく。真野はニールを突き飛ばして時間を稼いだ。ニールは吸血された。

 

飛行機に真野が帰ってくる。朝倉と杉坂が助けに出たが、真野は2人を外に出して鍵を閉める。
2人は寺岡に燃料をかけ、火を着けた。額からはスライムが流れだし、死体は砂のように崩れ落ちた。

飛行機の船内にスライムが侵入。

真野は佐賀がこれまでの事を世間に曝露するのではと、佐賀の首に腕を回した。しかし佐賀は既にスライムに寄生されていた。真野は吸血されて死亡。

 

杉坂と朝倉は佐賀が寄生されたと知って外に逃げ出した。岩場に登ると落石が落ちてきた。追ってきた佐賀に都合良く命中し、彼は落下した。
佐賀は追うのをやめてUFOに向かった。UFOに着くと額からスライムが流れ出る。

 

杉坂と朝倉が森を抜けると高速道路に出た。止まっている車をのぞき込むと、乗員は全て死んでいる。生き残りを探してホテルに入っても皆死んでいた。

カメラが引いて地球が映し出される。宇宙空間に沢山のUFOが飛んでおり、地球に向かってやってきた。

感想

アマゾンで100円セールやってたので観てみました。

ストーリーはご都合主義のオンパレード。登場人物たちの職業なんかも後の展開のために後付けされた感MAX。乗客に議員、精神科医宇宙生物学者、テロリスト2人だからね。まあそのおかげで展開が早いのは良いことかな。無駄な推測パートとかないし。全く人間性とかは感じなかったけどね、操り人形みたいで。

 

スライムが額に出入りするシーンは頑張ってたなって思うよ。意思を持ったみたいにぬるぬると動いてて。どうやって撮ったんだろう。さすがは特撮。

一番の不満点は法子の体を使ってゴケミドロがしゃべるシーン。何言ってんのか全然分らん。字幕が欲しい。

ニールが英語しゃべるシーンでは字幕出るのよ。クッソ簡単な英語なのに。付ける場所違うだろって。しかも内容が重要だからなおさら。

まあでも退屈はしないで観れたかな。短いし。人には勧めないけど。 

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