スーパーナチュラル 監禁少女
コメディ度:1/10
グロ度:1/10
感動:1/10
リアリティ:3/10
人に勧めやすいか:1/10
満足度:1/10
目次
2016年製作/86分 原題:SEIZURE 監督・編集:ジェイミー・シンバル、ライアン・サイモンズ 脚本:ライアン・サイモンズ 撮影:Coz Greenop 音楽:ベン・パーソンズ、ジャック・プーア 出演:ジミー・アレン、リンゼイ・ベネット=トンプソン、クリス・ブラックウッド、ジェラーデン・バースウィック、ロキシー・バグラー 人身売買の現場で謎の銃撃事件が発生。その場に居合わせた場所を用意していただけの小悪党らは、銃声を聞いて駆けつけた警察から逃げるため取引相手のセーフルームに向かったが...。 以下ネタバレあり ”ルーマニアでは神聖な印を持つ女児はさらされて呪いをかけられ殺された。生け贄を捧げればライバルに勝てると信じられていた。” 魔女みたいな容姿の老婆が何かを唱えている。浴槽には白い液体が張られており、少女が三角座りで座っていた。老婆は湯に血のようなものを垂らしている。 目を覚ましたペトラは縛られて転がされていた。少女を逃がせという彼にジムは熱した砂糖水をかけるという拷問を行う。そしてポリ袋を被して窒息させた。 そのころデイブは少女を犯そうとしていた。少女を手にかけようとした瞬間、背後から霊が現れて彼の首筋を噛みちぎった。 ジムはペトラを殺そうとナイフを構えた。そのとき気絶していた少女が目を覚まして、手錠に繋がれた鎖でジムの首を締め上げた。 無事整備された道に出たペトラと少女は走行中の車を止めて乗せてもらおうとした。しかし、その車はこの取引の買い手が乗ったものだった。ペトラは射殺され、少女は後部座席に乗せられる。少女の目がミラー越しに赤く光った。 久しぶりに外れを引いた。本作はあまりにもヒドい。ただ現に僕は最後まで見終えている。やめようと思ったタイミングはいくらでもあったけど。 一応幽霊が出て人を襲う作品なのだが、その方法があまりにも物理。噛みついたり、ひっかいたり、ナイフ使ったり。少女にも乗り移ってるって解釈で良いのかなあれは。心霊的な演出はちょっと扉が勝手に閉まる程度。 良かった点をひねり出すと最後にジムがペトラにやった拷問かな。熱した砂糖水をかけられて手がケロイド状になるシーンは良く出来ていた。ポリ袋で窒息させるシーンも。でも窒息のシーンは演技とかじゃなくてマジでやってる可能性あるな。低予算の作品で急にリアルな出血シーンとかあると本物を疑っちゃうよね。作品情報
あらすじ
ストーリー
ルーマニア
そこに2人の若者がやって来るともう待てないと言い、少女を布に包んで連れ出した。老婆は拳銃で射殺される。
少女は車に乗せられ、イングランドまで運ばれた。なにやら少女を巡って取引がされているよう。
取引の最中にトラブルが起きたのだろうか銃声が鳴り、場所の提供者が見に行くと悪そうな連中が額に穴を空けて倒れていた。
現場に残されていたのは昏睡状態の少女と人身売買する際に被害者をヤク浸けにする役割を持っていた女医。程なくして警察のサイレンが鳴り出す。
土地の提供者ら3人(リーダーのジム、荒くれ者のデイブ、ジムの養子で気の弱いペトラ)は女医の指示に従い雇い主エディのセーフハウスへと向かった。そこで門番と出くわし、事情を説明して少女の印を見せる。そのとき裏手のドアが急に閉まった。門番は買い手が来るからそれまでここで待てという。
女医は自分の腕に注射を打った。鏡に少女に似た霊が映る。
3人はこれからどうするかを話していた。ジムはとにかく門番の指示に従うこと、少女に近づかないことを決める。
夜になり、下っ端のペトラが見張りをしていたが途中で眠ってしまう。夢の中で少女に帰りましょうと言われた。目を覚ますと門番が助けを求めて手を伸ばしている。彼の首筋には噛み傷がついていた。
女医は最後の一本の鎮静剤を門番に打ち込んだ。薬がなくなったので買いにいかなくてはいけない。
ペトラと少女を置いて女医、ジム、デイブの3人は買い出しに向かった。
女医は車の中で昔経験した取引の話をした。少女が突然暴れだし、女医の首筋を噛もうとしたという。
ペトラは留守中にジムが隠した取引の金を見つけた。札をバッグに詰めていると女性の叫び声が聞こえる。少女はトイレに行きたがっていた。人のいいペトラは彼女を解放すると用を足させた。
車はドラッグストアに着き、女医が買い出しに出る。ジムも食料を買いに出た。
ペトラは少女と談笑していたが、自分の甘さに気づいて彼女に手錠をかけた。すると少女は彼女が現れると警告し始める。
叫び声を聞いて門番の元に向かうと彼の横に別の女が立っていた。ペトラは森に走り出した。途中で少女の手錠の鍵を持ってきてしまったことに気付き家に戻る。すると車が帰ってきた。
とりあえず金を詰めたバッグを捨てて戻り、適当なことをいってその場をかわした。
門番が死んでいることで一行は大騒ぎ。死体を森に捨てる。
少女の叫び声がこだまして全員で彼女の元に向かう。デイブが突き飛ばされて横腹を負傷。
ジムは金がなくなっているとペトラを責めた。ペトラは咄嗟に女医のせいだとジムに発破をかける。
その後ペトラは少女の元に行き、今夜絶対に助け出すと約束。
その晩、ジムとペトラは車に乗っていたが、突然ジムが姿を消した。不審に思ったペトラが車を降りると納屋には森に捨てたはずの門番の死体が。家の中を進むと蝋燭に囲まれてデイブが死んでいた。額には銃で撃たれた跡がある。さらに先ではジムがナイフを持って女医を殺していた。その後、彼はペトラに銃口を向け、ペトラは夢から覚めた。
車内で目覚めた彼は少女の救出を始める。泥酔して眠っているジムの胸ポケットから手錠の鍵を抜き取ると、少女を解放した。
そこにデイブがやって来てペトラを責めた。ここでもペトラはデイブを言いくるめ、女医を殺して金を見つけて見せると言い放つ。
ペトラは女医を連れて森に向かうと殺す機会を伺っていた。
ジムも家の周辺で金を捜索しているとペトラの隠したバッグを発見。家に戻るとデイブがあまりの痛さで喚いていた。
森では少女の霊が現れており、女医はそいつを追った。やがてトンネルにたどり着き、ペトラはその中でこの人身売買の目的を知ることとなる。PCの中にあった動画で少女は凌辱の果てに殺されていた。女医がペトラを殺そうとした瞬間、霊が現れると彼女を殺した。
家に逃げ戻ったペトラは軒先に隠していたバッグが見つかったことを知る。それと同時、ジムに頭を殴られて気絶した。
悲鳴に呼ばれてジムがやって来る。彼はデイブを射殺すると少女を殴って気絶させた。
少女とペトラは車で脱出を試みるもエンジンがかからず。
2人は森に逃げ込む。そこにまだ生きていたジムが襲いかかった。ジムは霊に引き寄せられてトンネルに向かう。彼はそこで霊に切り裂かれて死んだ。感想