映画に逃げた

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観た映画について書きますがホラー比重重め

禁断のアンチエイジング 映画『アトミック・ブレイン 大脳移植若返り法』ネタバレあらすじと感想

アトミック・ブレイン 大脳移植若返り法

コメディ度:2/10

グロ度:1/10

感動:1/10

リアリティ:1/10

人に勧めやすいか:5/10

満足度:5/10

目次

www.youtube.com

作品情報

1964年製作/アメリカ/上映時間64分

原題:The Atomic Brain

監督:ジョセフ・V・マスセリー

脚本:ディーン・ディルマン・Jr、スー・ドウィギンズ

出演:マージョリーイートン、フランク・ガーステル、フランク・ファウラー、エリカ・ピータース

あらすじ

大金持ちの老婆ベティの屋敷の地下室では、マッドサイエンティストなフランク博士が日夜研究に励んでいた。彼が研究していたのは脳移植技術。ある日、実験が成功しベティは早速選び抜いた若い3人の女性を屋敷に招く。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

墓地に埋葬された少女の遺体をオットー・フランク博士が盗みに入った。

彼は盗み出した遺体を研究室に運ぶと動物の脳を移植。実験が成功したので次は人間の脳を使いたい。

彼は監視員の目を盗み再び墓に向かう。彼は以前に作った動物の脳が移植された男ハンスを従えて少女の死体を運び出す。しかし最中で監視員が盗難に気付いてしまい、彼はハンスに殺された。この少女の死体はまだ新しく、埋められてから3時間と経っていない新鮮なもの。
実は彼の実験には出資者がおり、それはへディ・マーチという老婆だった。彼女は死を恐れ、脳移植によって若返ろうと企んでいる。彼女には財産狙いの若い旦那ビクターがいたが、そこに愛はなくほとんど召使いと化している。家政婦の求人を出し、3人の少女を屋敷に招いた。ちょうどテレビに墓で夜警が殺されたとニュースが入る。

へディはフランクにバレたらどうすると詰め寄った。フランクは証拠もろとも家を破壊する爆破ボタンがあるから大丈夫と答えた。
フランク博士はついに人間の脳移植を実行。実験は成功するも脳が損傷しており思考が出来ない。ただ歩くだけのゾンビの様になってしまった。

 

家政婦の求人を見て連絡を取った3人が空港に到着。国内外からやって来た身寄りの無いニーナ・ローズ、アニータ・ゴンザレス、ベアトリス・メランダーをビクターが屋敷に送る。

屋敷に着くと早速、へディとフランクが品定め。体の細かいアザまでチェックした。アニータには背中にアザがありここで脱落。ニーナは入念なチェックに不信感を抱き、帰りたがるが入官に突きだすと脅され仕方なく残った。選考によってベアトリスが選ばれる。
3人はビクターに部屋を案内される。ベアトリスには一番良い部屋が割り当てられ、ニーナは2階、アニータは地下室。ニーナが電話を見つけどこかにかけようとするが使えない。

アニータが眠ろうとしていると、もとの音を聞いた。音の正体はハンスで、彼女は襲われてしまう。


翌朝ニーナとベアトリスが家政婦の仕事を開始。銀食器を磨きながら2人はアニータがいないことを不信に思い話し合う。そこにベティがやって来て、ベアトリスに食器磨きはシミが出来るからと止めさせた。さらに歩くのも禁止。筋肉がつくからと部屋にいるよう指示した。
ニーナはベアトリスをアニータの部屋に連れていく。アニータの部屋には荷物が残っており、それを置いて出ていくとは思えない。2人は脱走を試みるもベティが玄関におり断念。仕方なく部屋に戻るとベティは部屋に鍵をかけた。
ビクターが遺言書の変更を済ませる。

 

博士はアニータの死体に猫の脳を移植。フランクはそれをベティに見せた。アニータは猫の仕草を見せるだけでなく、生きたネズミを食べた。

 

ニーナとベアトリスは窓からふらふらと外に出る少女(冒頭の死体)を見かけた。ハンスが少女に襲いかかり、殺してしまう。気付いたフランクはハンスを鎖で木に繋いだ。


2人は脱出するにはハンスを何とかしなければと思った。ベアトリスはある案を思い付く。実はビクターはベアトリスに惚れており、それを利用して車を奪えないかというものだった。
その晩、ベアトリスは晩酌中のビクターを誘惑し、外で密会。しかしビクーターはすぐにベティに呼ばれて行ってしまう。彼が去ったあとアニータが姿を見せた。ベアトリスは猫と化したアニータに襲われる。

 

ニーナが部屋で待っていると屋上にアニータを見つける。彼女は降りられなくなってしまった様子で、ニーナが手を貸そうとする。しかし、足を滑らせたアニータは落下してしまった。
ニーナが急いでフランクを呼びに行く。そこではベティ、ビクター、フランクが揃っており、ベアトリスが怪我したことを悔いていた。ベアトリスは目を失った様子。アニータが死んだと聞いたフランクは急いで向かった。


フランクはニーナにベアトリスの目を治せるのは自分だけだと講釈垂れる。彼はそこで自己弁護した。金がなければ何も出来ない、本当はあんな老婆に従いたくないと。ニーナはベアトリスに今夜逃げ出そうと伝えたが、ベアトリスは諦めていた。


ベティとビクターはニーナに成り代わったときのための買い出しに出る。ベティは買ってきた服をニーナに着せて大喜び。
その晩ニーナはビクターに何が起きているのかを聞きに行く。彼は計画の全貌を教えた。
ベティは今夜ニーナに成り代わる。そしてベティは今夜、燃える屋敷から遺体となって見つかり、遺書によってニーナが巨額の富を得ると。
しかし、ビクターはある計画を思い付いていた。ベティを殺せばニーナに金が渡り、自分も自由の身だと。ビクターは走り書きで契約書を書くとニーナにサインさせ、車を用意すると言ってニーナを外に出した。

しかしベティがビクターの背後から忍び寄り、背中を刺した。


ニーナが再びビクターの部屋に戻ると彼が倒れていた。そこにベティとフランクがやって来る。指示のもとフランクがニーナを気絶させた。
2人をベットに並べたフランクは何故ビクターを殺したのか尋ねた。彼女は彼が邪魔だと答える。それを聞いた彼はベティに薬を打つと手術を開始。


彼はベティの脳を猫に移した。

そしてニーナを脅迫する。今、財産はニーナにある。それを私に寄越さなければ脳を他人と入れ換えるといったものだった。それを言い終えると彼は装置の中に入っていき、何かの作業を始めた。猫となったベティは彼を閉じ込め、爆破スイッチを押す。
屋敷は爆破され、ニーナとベティが生き延びた。
猫となったベティはニーナに付いていき、いつか復讐を果たすだろうとナレーションが入りEND。

感想

1964年製作のこともあり、映像はモノクロ。しかし内容は現在でも通用する。と、いうよりもこの時代には既に現代の映画のベースになるような発想ができあがっており、進歩していないとも言える。この映画は人を騙して屋敷に呼び、危害を加える定番のプロットが使われている。近年の似たような映画だとゲット・アウトが頭に浮かんだ。映画として洗練されているが本質に大差ない。

僕はかなりこの映画を気に入った。真面目なのかふざけているのか分らない絶妙なテイスト。猫にされた人間が復讐するシーンは当時大まじめに作られていたのだろうか。自爆ボタンとかコメディ以外で初めて見たよ。そりゃあ映像がしょぼかったりはするけれどそれも含めて味と思える作品だった。

ただ一つどうしても頂けないことがある。僕は本作をアマプラで観たのだが、あまりにも字幕の出来がヒドい。シーンによって見切れる箇所があり、翻訳自体も中華製品の取り扱い説明書のよう。キャラクターたちはですます調で話す。中でもキャラクターの1人、アニータに関しては翻訳家に嫌われてるのかってくらい名前を間違えられていた。アニタはまだしもアニオタと呼ばれるシーンがいくつかある。滑稽ではあるがここまで字幕に間違いがあると肝心な台詞も怪しく思える。僕は正しくこの映画を観たと言えるのだろうか。

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