映画に逃げた

観た映画について書きますがホラー比重重め

グゴッ ゲゲゲゲェェェェ『喰らう家』ストーリーと感想※ネタバレあり

喰らう家

 

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2015年製作/アメリカ/上映時間83分
原題:We Are Still Here

監督:テッド・ゲイガン

製作:トラビス・スティーブンス

製作総指揮:ベイディー・アリ、ハムザ・アリ、マリク・B・アリ、グレッグ・ニューマン

脚本:テッド・ゲイガン

撮影:カリム・ハッセン

美術:マルチェラ・ブレナン

編集:アーロン・クロージャー、ジョシュ・イーザー

音楽:ボイチェフ・ゴルチェフスキ

出演:バーバラ・クランプトン、アンドリュー・センセニグ、リサ・マリー、ラリー・フェセンデン、モンテ・マーカム

目次

 

あらすじ

息子を事故で亡くした夫婦ポールとアニーは、心機一転を図るべく田舎の一軒家に移り住む。ある日、自宅の地下室で人の気配を感じたアニーは、息子の霊だと信じ友人の霊媒師夫婦に降霊してもらうことに。しかし現われたのは息子ではない邪悪な「何か」だった。やがてアニーたちは、この家にまつわる恐ろしい秘密を知る。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

1979年、アメリカ。夫ポールと妻アニーの間には、息子ボビーがいた。しかし二ヶ月前交通事故で死亡。心機一転を図りニュー・イングランド州に中古物件を購入。

引っ越しを済ませたアニーはボビーの写真立てをキャビネットの上にのせた。夜は夫婦でボビーの幼い頃のホームビデオを視聴して寝る。夜中にボビーの写真立てが倒れて割れた。

翌日、ポールの留守中に家の中から物音がしたので、アニーは帰宅したのだと思ったがそうではなかった。物音の正体を探るため家の中を探索。地下室に入ると、ボビーの野球グローブが落ちていた。そして階段からボールが転がり落ちてきた。

アニーはポールにボビーがいる気がすると言った。ポールが否定するも引かない。

その晩、地下室で焦げくさい臭いがし、地下室の温度がボイラーの熱で40度近くまで上がっているのに気づいたポールは、業者に修理の依頼をした。

ボビーの写真が割れているのに気づいたアニーは「ボビーはこの写真が好きじゃなかったから割ったのだ」と言った。

2週間後、来客が訪れた。少し離れた場所に住む隣人のデイヴとその奥さんで、明かりが点いていたから挨拶をしに来たという。この家はいわくつきだと話し始める。ポールは知っていたが、破格の安さだったので購入した。

そのいわくとは、「この家は1859年にダグマーによって建てられた。彼は葬儀屋をしていたが噂によるとダグマーは死体を売っていたらしい。ダグマーは噂のせいで町を追われて引っ越したが、一族からも疎んじられて酒浸りになり、1年後に死んだ。」といったものだった。ともあれ、30年振りに家に人が来てよかったとデイヴは喜んだ。しかし横で奥さんは分が悪そうな顔をしている。奥さんは去り際にポールに家から逃げろと書かれた紙切れを握らせた。ポールには意味が分からなかった。

修理工がやってきてボイラーの修理を行う。アニーは、友人のジェイコブとメイの夫妻とボビーの親友だった夫妻の息子ハリーを家に招待した。

修理工が地下室で修理していると地下で停電。すぐに電気は回復するも、壁のレンガが落ちてまた停電。すると壁から黒こげの女性が出てきて、修理工を襲った。修理工の悲鳴を聞きつけたポールは急いで地下室へ。彼は腕に大やけどを負っており、ポールはすぐに救急車を呼んだ。

次の日、ジェイコブとメイがやって来た。4人でレストランに繰り出すと、店の客は4人をじろじろと観察した。その頃ハリーは恋人を連れて家に到着。レストランに来るか家でくつろいでて、と書かれた置き手紙を読んで家で待つことに。

飲みながら待っていたカップルは、物音を聞いて地下室に入る。異様に暑い地下室から出ようとしたハリーは、黒こげの男に首を絞められ焼死。それを見た彼女は車で逃げようとするも、後部座席に潜んだ黒こげの男性に襲われて死亡。

4人は夜になって帰宅するが、車がないのでハリーたちが来たのに気づかない。交霊会をしてくれと頼まれたメイだったが、降霊するまでもなく霊はそこら中にいてボビーではないという。その夜、ポールは黒こげの3人の夢をみて飛び起きた。

翌朝、メイも霊を見たという。帰りたがるメイを連れてアニーは日用品を買いに町へ出た。二人が家を出ると、ジェイコブろうそくを用意し、交霊会の準備を始めた。メイの留守中に交霊会を行なおうと考えていた。

町に出た二人はデイヴに会う。メイが本当にダグマーは追い出されたのかと尋ねるとデイヴは動揺した。

同じ頃、ポールとジェイコブはろうそく4本を前に、ボビーを呼び出そうとしていた。ろうそくの火が消え、ジェイコブが後ろへ引っ張られると何かに取り憑かれたように「お前の息子は死んだ。今は地下室だ。」と言い放った。ポールはジェイコブに指示されるまま、拘束して舌を噛まないように口の中に靴下を押し込んだ。帰ってきたアニーとメイはその様子を見て驚いた。靴下を飲み込んだジェイコブは「この家は俺のものだ」と言った。取り憑いているのはダグマーの霊。ダグマーによるとこの家は1859年に町の人たちによって建てられたが、その際に眠っていた魔物を掘り起こしてしまった、結果一家を生贄にされたとのこと。

町の人々は魔物が憑いたこの家が呪われており、30年おきに生贄を必要とすること、生贄がなかった場合に町の他の住人たちに災厄が降りかかる事を知っていたので30年おきに家を売りに出していた。デイヴは生贄の見張りをしていた。メイの存在を危険視したデイヴは家に武装した町の住民を送り込んだ。

ダグマーに取り憑かれたジェイコブは、火かき棒で自分の右目を刺して死亡。逃げようと玄関の扉を開けたメイは、デイヴにショットガンで頭を撃たれ死亡。

寝室に逃げ込んだアニーは「母さん、早く逃げて」というボビーの声を聞いた。

家にやってきた町の人たちは、黒こげの怪物たちに襲われた。体を貫かれたり、焼けたり、引きずられて家に吸収されていく。

デイヴが2週間もポールとアニーが無事なのはなぜだとダグマーに聞く。早くケリをつけろとも言い添えた。1階に降りたアニーはデイヴに家に残れと言われる。ボビーと一緒にいられるぞと。しかしデイヴは後ろから黒こげの人物に襲われて、頭をつぶされた。

黒こげの3人はアニーに「怖がらないで」とボビーの声で呼びかけてEND。

エンドロールでは新聞記事が流れ、今までの災難と行方不明者、復興の様子が映されていた。

エンド後、何の変哲も無い今の様子が映り、ピアノが一人でに弦を弾いた。

 

感想

アマプラにあったから観てみた。まるで期待してなかったのに滅茶苦茶良かった。この手の映画ってパッケージに映ってる怪物が全然出て来ないことが多々あるんだけど、本作はサービス精神が過剰。そんなに出るかと。

ストーリーは王道で本筋に目新しさは感じないんだけど、焦げてる幽霊?怪物?が見た目も攻撃方法も最高。炎タイプって感じ。捕まれたところに痕が残るとかのレベルじゃなくて大やけど。普通に見えてるしね。攻撃が多彩で飽きないね。

肝心の怖さはいまいちかな終わり方も和解エンドだし。やけにみんな冷静なんだよね。

午後ローでやってたら普通にあたりだと思う、カットされまくるだろうけど。

コメディ度:1/10

グロ度:1/10

感動:4/10

リアリティ:3/10

人に勧めやすいか:6/10

満足度:7/10

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