コメディ度:4/10
グロ度:2/10
感動:1/10
リアリティ:1/10
人に勧めやすいか:5/10
満足度:7/10
目次
1976年製作/アメリカ/上映時間93分 監督・脚本:ジェフ・リーバーマン 製作:ジョージ・マナス 撮影:ジョセフ・マンジーン 音楽:ロバート・プリンス 原作:リチャード・カーティス 出演:ドン・スカーディノ、パトリシア・ピアシー、R・A・ダウ、ジーン・サリバン ジョージア州の田舎町で前代未聞の集中豪雨が発生。その暴風のせいで切断されていた送電線が地表に落下したことから、大量の電気が地中へと放電されていく。一夜明け、ニューヨークから恋人に訪ねてきたミックはゴカイの大群に遭遇。ゴカイたちは何かに突き動かされるように、人間を襲い、町を飲み込んでゆくのだった…。 以下ネタバレあり 都会に暮らすミックは恋人ジェリーの住む田舎に旅行へ。前日ジェリーの住む地域は猛烈な雷雨に襲われていた。ジェリーの家に向かうバス路線が倒木によって不通になってしまったので、ジェリーがゴカイ養殖を営む隣家のトラックを借りて迎えに行く。ジェリーの家に向かう途中、ミックはダイナーでドリンクを注文するが中にはゴカイが。どのようにして入ったのかは分からないがミックは田舎の陰湿な嫌がらせと思い、周囲の人々はミックが文句を付けるために自分で入れたと思った。 その後ミックはジェリーに案内され、骨董品を安く売るというビーズリーの家に向かった。約束の時間に不在だったので探すことに。すると庭先で白骨死体を発見した。ミックは町の保安官を呼んで庭先に戻るが、なぜか死体は消えていた。保安官は都会から来たミックがバーでトラブルを起こしたり、死体があるとウソをついたりと、田舎者をバカにしているのではないかと疑い始める。その頃、ゴカイ養殖場の息子ロジャーから借りていたトラックの積荷である、10万匹のゴカイが消えていたことが発覚。ロジャーの父ウィリーは息子をこっぴどく叱る。 ミックはゴカイの行方が気になり、無断でトラックを捜査。そこで先ほど庭先から消えた白骨死体を発見。死体の正体を突き止めようとミックは翌日、ロジャーとジェリーを誘って湖にボートで釣りに出かける。 餌のゴカイを触りたくないミックは、ロジャーにやってくれと頼むが、ロジャーは断る。ロジャーは昔、ゴカイに指を咬みちぎられており嫌っていた。ロジャーの父親が養殖しているゴカイは土から地上に出す際に電気ショックが用いられており、その影響で凶暴化しているという。ミックは餌に付けたゴカイに咬まれ、治療するために家に戻るという。ジェリーとロジャーをボート残し、家に戻るふりをしたがトラックにあった死体を調べに行く。ロジャーはジェリーと2人きりになったのをチャンスだと考え、以前から好きだったジェリーに迫る。ジェリーが抵抗するとロジャーは倒れ、ゴカイの塊に顔を突っ込んでしまう。顔面には大量のゴカイが食いつき、顔の皮膚にズブズブめり込んだ。ロジャーは湖に落ちる。 その頃死体を調べていたミックは、頭蓋骨の歯の欠損とレントゲン写真を比較することにより、ビーズリーのものであったと知る。 死体は、ゴカイに食い荒らされていた。切れた送電線が地面を打ちつけ、地中のゴカイに電気ショックを与えていたため凶暴化していた。ロジャーは白骨死体を売るためにトラックに隠していた。 夜が近づくとゴカイの群れが地上に現れ住民を襲う。ミックを疑っていた保安官が襲われ、ジェリーの家にもゴカイの群れが現れた。森の中でロジャーを探していたミックはロジャーに捕らえられ、ゴカイの養殖場に突き落とされる。松明の火がゴカイに有効だと悟り、ミックは脱出。松明を持って急いでジェリーの家へ向かうが、ジェリーの妹は部屋のドアを開けた途端に大量のゴカイに襲われ、ジェリーの母親はすでに覆われていた。 ジェリーの家では、ロジャーがジェリーを追い詰めていた。そこへミックが現れ、ロジャーと対決。ミックはなんとかロジャーを振り払い、ゴカイに埋め尽くされた部屋に押し込んだ。ロジャーはゴカイの塊の中へと沈んだ。 ミックとジェリーは家の窓から庭の木へ飛び移り、そのまま木の上で寝た。 翌朝、2人は送電線の修理に来た技術者によって起こされる。日が昇ったのでゴカイは地表から姿を消していた。そして、ゴカイの大群に襲われ死んだかと思われたジェリーの妹は、衣装箱の中に逃げ込み助かっていた。修理の技術者は、なぜこの町の住人は、電話を直しても誰一人使わないんだ?と問いかけてEND。 世にも珍しいゴカイを大々的に扱ったパニックムービー。その数なんと8000万匹。 苦手な人は本当に無理だと思う。前半はチョロって出てくるくらい何だけど終盤はマジでやばい。一軒家にゴカイを詰め込んだレベル。 一番すごかったシーンはジュリーの妹がドアを開けたらゴカイが流れ込んで来るとこかな。シャイニングのエレべーターから血が流れてくるシーンをゴカイでやった感じ。 グロテスクなシーンを期待してみたけどそっちはそれ程でもなかったな。白骨化とかはあるけど痛々しいシーンは少ないかも。血があんまり映んないんだよね。リメイクして過激にして欲しいな。作品情報
原題:Squirm
配給:東宝東和あらすじ
ストーリー
感想