映画に逃げた

観た映画について書きますがホラー比重重め

悪魔の存在を証明せよ!裁判に勝って神父を救え!?『エミリー・ローズ』ストーリーと感想※ネタバレあり

エミリー・ローズ

コメディ度:1/10

グロ度:1/10

感動:1/10

リアリティ:1/10

人に勧めやすいか:6/10

満足度:4/10

目次


エミリー・ローズ - 予告編

作品情報

2005年製作/アメリカ/上映時間120分
原題:The Exorcism of Emily Rose
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

監督:スコット・デリクソン

脚本:ポール・ハリス・ボードマン、スコット・デリクソン

製作: ポール・ハリス・ボードマン、ボー・フリン

製作総指揮:アンドレ・ラマル、テリー・マッケイ、デビッド・マキルバイン、ジュリー・ヨーン

撮影:トム・スターン

美術:デビッド・ブリスビン

衣装:ティッシュ・モナハン

編集:ジェフ・ベタンコート

音楽:クリストファー・ヤング

出演:ローラ・リニートム・ウィルキンソンキャンベル・スコットコルム・フィオールジェニファー・カーペンターメアリー・ベス・ハート、ヘンリー・ツェーニー、ショーレ・アグダシュルー

あらすじ

悪魔にとり憑かれた女子大生エミリー・ローズにムーア神父が悪魔祓いを施すが、エミリーは死亡。ムーアは過失致死罪の容疑で裁判にかけられ、野心的な女性弁護士エリンが彼の弁護を担当するが……。実話を基に描いたオカルト・ホラーで、全米初登場ナンバーワンを記録。

ストーリー

以下ネタバレあり

 

 

 

女性大学生のエミリー・ローズが死亡。
エミリーは悪魔に憑りつかれており、一家に依頼されたムーア神父は悪魔祓いを行った。ムーア神父は過失致死罪に問われて勾留される。
別件の殺人事件の弁護で評判得た弁護士のエリンに上司はムーア神父の弁護を頼む。昇進を約束されたエリンは初め拒むも了承。エリンは宗教には属していない。

検察側に選ばれたのはトマス検事。彼は宗教的な理由もあり、客観的に判断できると思われて抜擢された。
エリンは教会側から神父に証言をさせないように言われる。しかし、神父本人はエミリーの事を証言することを条件にエリンを弁護士として認めた。
エミリーは大学に行くまでは明るい女性だったが大学に入ってから寮で何かに体を縛られて動けなくさせられたり、首を絞められ始める。
裁判が始まって、トマス検事は神経科医に証言を求めた。医師は脳に病巣ができていて、それが原因で引き起こされているものだと考えている。
医師はカルバドールという薬を使って治療を行うも、エリンはカルバドールを神父の説得によってやめた。それが原因でエミリーは死亡したと検事が主張。

エミリーの彼氏ジェイソンが証言。エミリーは寮で悪魔を追い払ったのだが、病院で憑りつかれたのだと言っていた。それから彼女は周りの人々が目から黒い血を流している様に見え始める。教会まで逃げると彼女は体を半分まで折り曲げるなど奇妙な行動を起こした。
検事が次に連れてきたのは精神科医。医師は精神的な病だと理論的に説明するも、その病名は医師が自分でつけたものでエリンは反論。
エリンは朝の3時になると奇妙な声や音を聞き始める。そして出廷に遅刻。

医学的な根拠で証明してくる検察側にエリンは不利な状況に陥る。神父はいつになったら証言できるのかとエリンを急かす。
エリンは宗教を信じていなかったが、偶然にもイニシャルの入ったネックレスを拾ったことから信じ始めていた。神父からそのネックレスをかけるように言われる。闇の争いに君も巻き込まれていると神父は言った。
エリンはエミリーの父親に証言を求める。医学的な治療ではどうにもならなくて、神父を頼ったことを証言。
次に科学的にも悪魔祓いを研究しているアダニ博士に証言を求めた。アダニ博士はエミリーは生まれつき過敏症で霊が憑りつきやすかったことを説明。

神父はエリンに現場を目撃していたカートライト医師のことを話した。そのことを隠していたことにエリンは怒る。
エリンはカートライトに会って証言台に立ってもらうことを頼む。カートライトから悪魔祓いの時の様子を聞きいた。ある日エミリーの容態が悪くなったので彼氏のジェイソンが自宅に送った。エミリーは蜘蛛を食べたり壁を引っ掻き回したり、自傷行為を行い、見かねた父親はムーア神父を呼んでエミリーも納得の上、悪魔祓いを行う。カートライトも立ち会って儀式が行われるが、6体もの悪魔が憑りついていて儀式は失敗。
その時の様子をテープレコーダーで録音していた。カートライトはレコーダーをエリンに託す。そして証言台の日取りが決まり次第連絡することになった。
エリンはテープレコーダーを新たな証拠として提出。レコーダーが流されて、神父は当時の様子を証言。検事が反論して、マスコミに神父が悪魔を認めた事が公にだされる。
さらにカートライトを証言台に呼ぼうとしたが、彼は来ず裁判は明日に持ち越された。
エリンが会いに行くと悪魔に恐怖したカートライトは辞退すると言いった。しかし、その瞬間車でひかれて死亡。

エリンは裁判を辞めようと提案。神父はエミリーからの手紙をエリンに渡し、考え直して欲しいと言った。
上司から神父を証言させたことでエリンは怒られ、また証言させたらクビだと言われる。
手紙を呼んだエリンは神父を証言台に立たせた。エミリーは悪魔の存在を世間に知らしめるための手紙を書いていて、神父はどうしてもそれを伝えたかった。
罰を受けることは神父にとってどうということでなく、彼女の意思を伝えるために起こした裁判だった。
薬の中止も彼女と相談して決めたことだと神父は言う。
検事は医学的な治療を行わなった神父の過失を再主張。エリンは悪魔の存在は分からないこと、大切なのは事実とは疑問を残さないことであり、悪魔の存在など可能性が少しでもあることを考えて欲しいと主張。
そしてエミリーに対して、悪魔祓いを行ったり、拒食に陥っていた彼女にご飯を食べさせようとした神父の愛を信じてほしいと主張。

裁判の結果、有罪判決となるも陪審員から提案があり、当日で刑期を終えたことになった。

上司から褒められたエリンだが、昇進の話しは断った。

ナレーションで今でもエミリーを慕ってお墓参りにくる人が多くいること、そしてエリンがこの事実をある人類学者に伝えて、この映画の原作が出来たと告げられてEND

 

感想

前から気になっていてNetflixに来てたので視聴。なんか思ってたのと違ったけど楽しめました。主人公には悪魔の存在を疑ってほしかったかなと個人的に。それで状況を整理したら悪魔以外こんなこと無理じゃねってなってほしかった。まあ実話を元にしているのでそこはなんとも。

基本的に法廷のシーンがメインなんだけど証言の時とかにエミリー・ローズの再現ビデオみたいなのが流れる構成。視聴者はエミリー・ローズがとりつかれてる様子を見てるけど検事なんかは見てないからね。そりゃ常識的に考えて信じられないよね。

ちなみに取憑かれてるシーンに目新しさはなかったよ。

エミリー・ローズ (字幕版)

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