コメディ度:2/10
グロ度:4/10
感動:5/10
リアリティ:8/10
人に勧めやすいか:9/10
満足度:7/10
目次
2002年製作/イギリス/上映時間113分 監督: 脚本: 製作: 美術: 音楽: 出演:キリアン・マーフィ、ナオミ・ハリス、クリストファー・エクルストン、ミーガン・バーンズ、ブレンダン・グリーソン 28日後...。ジムは病院の集中治療室で昏睡状態から目覚めた。病院内はもちろんのこと、ロンドンの街中は静まり返り"HELLO"の呼びかけにも返事はない。完全に無人と化している。 28日前...。たった1滴の血液で感染し、人間の精神を数秒で破壊する新種のウィルスが発生したのだった。 彷徨い歩いたジムは、女1人、男1人の生存者たちと遭遇した。わずかな未来を求めて生き残りの旅を始めた3人。だがそのとき、死のウィルスより恐ろしい存在に彼らはまだ気づいていなかった……。 以下ネタバレあり ケンブリッジ霊長類センターに動物愛護団体が襲撃。偏った善意から収容されたチンパンジーを逃がそうとするも、チンパンジーは凶暴性をもたらすウイルスに罹っていた。 それから28日後。 翌朝、電飾の点いたマンションの一室を発見。そこで10代前半の娘ハンナとその父であるフランクに遭遇。立てこもっていてもジリ貧と感じていたフランクは軍兵士のラジオ放送を聞き、安全地帯に思いをはせて移動を決意。四人で出発する。道中様々なことがあったがなんとか一人も欠けることなく目的地に到着。 さらに28日後。 トレインスポッティングで有名なダニー・ボイル監督のサバイバルホラー。 公開時走るゾンビが話題になった本作だけど死んで蘇るのがゾンビな気もするから感染者の方が正しいかも。 僕が初めて見たゾンビ映画はバイオハザードⅡだったから走ることには目新しさを覚えなかったな。 感染者の登場シーンは比較的少ないような、数もあんまり映らない。けど効果的に使われてる感じ。突然出てきてビックリみたいなシーンは一カ所くらいかな。予兆がある感じ。 なによりこの映画の好きなところは終盤主人公が覚醒してからだな。雨に濡れながらアジトの連中を殺し回るシーンがかっこいい。序盤に階段で息を切らしていた男とは思えない強さで惚れ惚れするね。作品情報
原題:28 Days Later...
配給:20世紀フォックス映画あらすじ
ストーリー
チンパンジーに咬まれた女性は数十秒で発症し仲間を襲う。
事故に遭い、意識不明だった若い男性ジムが病院で目覚ますが病院は無人。外に出ても誰もおらず荒れ果てている。教会には死体の山が。生存者を探して呼びかけると発症した神父が全力疾走で走って来る。さすがに異常を感じたジムは持っていたバッグでとっさに殴り、逃げる。
逃げるジムを、若い男性マークと黒人系女性セリーナが助け、状況を説明。
ウィルスが蔓延し、イギリスはパニックに陥った。国外でも感染者が出たというニュースを最後に情報が途絶た。政府が機能しておらず水も電気もない。セリーナは生き残るためのルールとして仲間が感染したら即殺すこと、夜は外に出ないことを教える。
翌朝一行はジムの実家へと両親の安否を確認しに向かうが両親は自殺していた。その晩、感染者が襲撃。マークが咬まれ、セリーナはためらいなくマークを殺した。
しかしそこは無人だった。フランクは苛立つ。電柱に止まったカラスの鳴き声が癪に障ったフランクは電柱を蹴っ飛ばしが、そのときカラスのついばんでいた死体の血がフランクの目にかかる。フランクは感染。ジムが殺すのをためらっていると銃声が。兵士たちは感染してないかを観察しており様子を見かねてフランクを殺した。
三人は別の地にあるアジトに案内されるがヘンリー少佐率いる軍人たちの目的は「女」だった。反抗したジムは処刑されることになるがなんとか逃げ出す。絶望しながらぼーっと空を見上げると上飛行機が飛んでいた。それを見たジムは希望を見い出し、アジトに戻り二人を救出することに。敷地内に繋がれていた感染した兵士メイラーを利用し、内部を混乱させた。そのすきに救出は成功。しかしジムはヘンリー少佐に腹を撃たれてしまった。
感染者は半ば餓死状態で弱っていた。ジムは看護師・セリーナの施術で回復していた。湖畔の家で暮らす3人は通りがかりの飛行機に大きな布で「HELLO」という字を掲げまてEND。 感想