森林サランドラ『クライモリ』ストーリーと感想※ネタバレあり

クライモリ

コメディ度：2/10

グロ度：3/10

感動：1/10

リアリティ：8/10

人に勧めやすいか：8/10

満足度：7/10

作品情報
あらすじ
ストーリー
感想

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作品情報

2003年製作／アメリカ・ドイツ合作/上映時間84分
原題：Wrong Turn
配給：東宝東和

監督：ロブ・シュミット

脚本：アラン・マッケルロイ

制作：ロバート・クルツァー、エリック・フェイグ、スタン・ウィンストン、ブライアン・ギルバート

製作総指揮：パトリック・ワックスバーガー、ミッチ・ホーウィッツ、アーロン・ライダー、ドン・カーモディ

撮影監督：ジョン・S・バートレー、ASC、CSC

特殊メイクアップ効果：スタン・ウィンストン・スタジオ

プロダクション・デザイナー：アリシア・キーワン

編集：マイケル・ロス

衣装：ジョージナ・ヤーヒ

音楽：エリア・クミラル

出演：エリザ・デュシク、エマニュエル・シューキー、リンディ・ブース、デズモンド・ハリントン、ジェレミー・シスト、ケヴィン・ゼガーズ

あらすじ

帰れるのは、悲鳴だけ。アメリカ深南部の奥深い森。地元の人間は絶対に近づこうともしない場にうっかり足を踏み入れてしまった訪問者たちは、ひとりまたひとりと森に吸い込まれるように姿を消す。古くから伝わるそんな恐怖の伝説を知らずに、今日も若く美しいヒロインたちが、いつしか恐怖スポットの境界を越えてしまう！彼女たちはそこで伝説の正体を目の当たりにするが、それを知ったときにはすでにこの森から帰ることはできない運命だった…。今、逃げ場のない恐怖体験に叩き込まれる！

ストーリー

以下ネタバレあり

若いカップルがフリークライミングを楽しむシーンからスタート。
頂上まで上がった男性に対し、遅れた女性が引き上げを要求。しかし応答がなく、上から血が落ちてきて、男性が転落。それと共に女性のロープが急激に引き上げられる。

急いでロープを切るも転落、逃げようとしますが引きずられていずこへ…。

タイトルバックでマウンテンマンの情報。
マウンテンマンは近親交配や遺伝子の変異により生まれる、特殊な姿をした人間で姿は醜いが、筋力は異常に発達、暴力的傾向を持つ。

医学生のクリスは面接のために急いでいたが、大渋滞に巻き込まれる。解消されないと分かった彼は知られていない山道を通ることに。
脇見運転していたクリスは、道の中央に停車していた車に追突。車が道の中央で立ち往生していたのは、有刺鉄線を踏んでパンクしていたため。乗っていたのは5人の若者たちであった。
　・フランシーヌ…女性。車は彼女の母所有のもの。
　・エヴァン…男性。フラニーの恋人。
　・ジェシー…女性。彼女のためにキャンプだった。
　・スコット…男性。カーリーと婚約。
　・カーリー…女性。

電話のかけられる場所を探して助けを呼びに行くことに。フラニーとエヴァンは残り、あとの4人が歩いて移動。
フラニーが車を物色しているとエヴァンがいなくなる。フラニーはエヴァンの靴と左耳を発見するも背後から口を有刺鉄線で塞がれる。
クリスらは、クリスとジェシー、スコットとカーリーの二手に分かれ、道を下りながら誰かいないか探った。
二手に分かれた彼らは合流し、掘立小屋を発見。周囲には廃車が並んでおり、不気味な雰囲気。
小屋に入るとレコードが回っていて、人が住んでいる気配がある。小屋を見て回った一同は、不気味なものを目撃。果てには人の内臓や手首を発見。マウンテンマンの家でした。
事態に気づいた4人はその場を立ち去ろうとするが、住人が車を牽引して戻ってきた。出口は一つしかなく家の中に隠れることに。住人は、フラニーの死体を目の前で解体し始める。しばらくして住人が寝始めたので隙を突いて脱出。しかし、音を立てたせいで存在がバレます。

トラックに乗ったマウンテンマンが追ってきたので来たので4人は隠れる。
クリスが囮となってマウンテンマンをひきつけ、残りの3人が彼らのトラックを奪う計画を実行。しかしクリスは左足をあっけなく銃撃されて転倒する。
それを見たスコットが新たに囮となって森へ走り出し、マウンテンマンが追う。女2人がトラックを奪い、クリスを回収して逃げる。
スコットは車の目の前で射貫かれて死亡。
道は倒木で通行不能、車を乗り捨てた3人は、警察に通報しようと下山を試みる。
三人は巨大な監視塔を見つける。無線機があるかも知れないので登ってみる。無線機を見つけレンジャー本部と無線が繋がるもそのときの音でマウンテンマンに居場所がバレる。

マウンテンマンが監視塔に侵入を試みるも入り口のところで撃退。すると監視塔に火をつけ始めた。
火から逃れるために一同は針葉樹にダイブ、無事成功し枝を伝って逃げる。登ってきたマウンテンマンがカーリーを斧で斬首。クリスが枝で弾いてマウンテンマンを落とし、二人は滝へ逃げる。

滝の裏で寝た後移動を開始。そこへマウンテンマンが現れ、ジェシーを連れ去る。クリスはパトカーを見かけ、半ば落ちつつも崖から降りる。保安官が「昨夜監視塔から連絡した者か」と確認するが、左目を刺されて死亡。マウンテンマンは保安官を車にせ、帰路につく。その間クリスはの車の下に張り付いて移動。
ジェシーが拘束されてナイフを突きつけられている時、保安官を連れたマウンテンマンが帰宅。するとクリスが玄関に火をつけ、さらに火炎瓶で攻撃。ナイフでマウンテンマンを刺し、ジェシーの拘束を解き始めるが、マウンテンマンは死んでおらず襲いかかる。ジェシーは残りの拘束を自力で解くと、矢をマウンテンマンに刺した。攻撃を与えるもあまり効いていないご様子。
最終的にトラクターのガソリンタンクを撃ち、爆発で掘立小屋を粉砕。その後、クリスとジェシーはマウンテンマンのトラックで逃げた。

エンディング中、捜索救助隊が現れて掘立小屋を訪問し焼け跡をチェック。生き残ったマウンテンマンに殺されてEND。